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【NJKF】トップランカー鈴木が豪快KOで貫禄勝ち

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2015/07/05(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲鈴木(右)は首相撲の離れ際、巧みにヒジを当てていった

ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)
「DUEL.2」
2015年7月5日(日)東京・新宿FACE

▼メインイベントII NEW JAPAN WARS II スーパーフェザー級 3分3R延長1R
○鈴木翔也 (OGUNI-GYM/NJKFスーパーフェザー級1位)
KO 2R 53秒 ※パンチ連打
●牛若丸昌彦 (VERTEX/NJKFスーパーフェザー級5位)

 今大会のテーマは“下克上”。下位ランカーが上位ランカーに挑む試合がメインイベントに組まれた。鈴木はこれまで2度のタイトル挑戦経験があり、王座まであと一歩の実績を持つ。対する牛若丸はこれがランカーとなって初の試合。

 1Rはローの蹴り合いから始まり、中盤以降は首相撲からのヒザ蹴り合戦となる。これは両者譲らぬ蹴り合いとなったが、離れ際に鈴木がヒジ打ち、さらに顔面とボディへのコンビネーションブローを決める。

 2R、再び蹴り合いから鈴木がボディへの飛びヒザ蹴りから首相撲のヒザ蹴り。牛若丸もヒジで応戦するが、鈴木がヒジから右のパンチ連打でラッシュ。牛若丸はうずくまるようにしてマットに倒れ、そのまま立ち上がることが出来ず。

 トップランカーの貫禄を見せ、KO勝ちした鈴木は「今日はメインなので気張りました。今日で29戦目、ベテランの部類ですが少しでも進化したところを見せたかった」と勝利者インタビューに答え、「ベルトを獲るまで絶対に辞めない。僕は王座決定戦ではなく強いチャンピオンに勝ってチャンピオンになりたい。(ランキング)下位のヤツは全員倒します」と宣言した。

 

▲NAOKI(左)のヒザ蹴りとコンゲンチャイ(右)のヒジが交錯する

▼メインイベントI NEW JAPAN WARS II ライト級 3分3R延長1R
△NAOKI (立川KBA/NJKFライト級7位)
ドロー 判定1-1 ※29-28、28-29、29-29
△コンゲンチャイ・エスジム(タイ/エスジム/元ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級3位)

 出場が決まっていたNJKFライト級1位・智也(VERTEX)は練習中の怪我(鼻骨骨折)により今大会を欠場。トーナメントはNAOKIの不戦勝扱いとなり、代わってコンゲンチャイと対戦することになった。NAOKIはこれが初のタイ人との試合となる。

 1R、ローとミドルの蹴り合いが続き、コンゲンチャイは試合を早く終わらせたいのか右ハイキックを多用する。NAOKIはしっかりガードして、コンゲンチャイの軸足を蹴る。

 2R、コンゲンチャイにミドルを蹴られるとNAOKIはすぐに右ローを返す。コンゲンチャイはヒジも繰り出すがNAOKIはかわす。首相撲になると意外にもタイ人のコンゲンチャイよりもNAOKIの方が多くヒザを蹴って当てる。

 3R、NAOKIのヒザ蹴りがボディに突き刺さるとコンゲンチャイはガクッと動きが落ちる。しかし、コンゲンチャイはヒジを乱打してNAOKIにペースを譲らない。NAOKIは首相撲からのヒザで攻めたが、判定は三者三様のドローに終わった。

 

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