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【BLADE】16歳・那須川天心が全試合KOで完全優勝、K-1王者に宣戦布告

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2015/08/01(土)UP

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BLADE大会実行委員会
「BLADE.2 -BLADE FIGTHING CHAMPIONSHIP- BLADE FC JAPAN CUP -55kg」
2015年8月1日(土)東京・大田区総合体育館

▲トーナメントで優勝し、賞金300万円を獲得した那須川天心

▼第14試合 BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメント決勝戦 3分3R延長2R
○那須川天心(TARGET/RISEバンタム級王者)
KO 1R 1分41秒 ※3ノックダウン
●内藤大樹(ストライキングジムAres/SB日本スーパーバンタム級王者)
※那須川がトーナメント優勝。

 トーナメント決勝戦は、1回戦と準決勝をともにKO勝ちした優勝候補の本命・那須川と、1回戦でKO勝ち、準決勝で前RISE王者・村越に判定勝ちしたシュートボクシングの内藤によって争われた。

 1R、内藤が右ミドルからの右ローで先制したが、那須川が至近距離から電光石火の左ハイキックでダウンを奪う。

 これで終わりかと思えるほど強烈な一撃だったが、内藤はすぐに立って猛然と那須川と打ち合いを演じる。しかし、内藤が右ローを蹴ってきたところで那須川の左フックがヒットし、内藤が2度目のダウン。

 それでも内藤が立ち上がってきたところへ、那須川がパンチで襲い掛かり、矢のような左ストレート。内藤は吹っ飛ぶようにダウンし、那須川が全試合KO勝ちでトーナメント優勝を飾った。

 那須川は「全試合KO勝ちで優勝すると言ってしまったので、その公約を果たせてよかった」とマイクで語り、「55kgでやりたい選手が一人います。K-1の武尊選手ですが、かかってこいやって感じです。全試合KOなので僕の方が上だと思っています」と、改めてK-1 WORLD GP -55kg王者・武尊との対戦をアピールした。

・【動画】那須川天心の強さの秘密とは!? 練習に密着 

この大会の写真(全1163枚)はこちら

 

▲村越(右)に左フックを見舞う内藤(左)

▼第10試合 BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメント準決勝第2試合 3分3R延長1R
○内藤大樹(ストライキングジムAres/SB日本スーパーバンタム級王者) 
判定3-0 ※三者とも29-28
●村越優汰(湘南格闘クラブ/第5代RISEバンタム級王者)
※内藤が決勝戦へ進出。

 1回戦で工藤政英に1RでKO勝ちした内藤と、ユウ・ウォーワンチャイに判定勝ちした村越が準決勝で対戦。

 1R、村越の飛び込むような左ストレートが内藤の顔面を捉える。村越がパンチの打ち合いを挑むと内藤も強気に打ち合い、村越を脅かす場面も。終盤、村越は三日月蹴りをヒットさせる。

 2R、村越は内藤の蹴りに左ストレートを合わせ、左ミドルを的確にヒットさせていく。本来ならミドルが得意な内藤だが、ここは蹴りあわずにパンチで勝負。

 3Rは内藤が勝負に出た。村越をコーナーへ追い詰めてパンチを連打し、バックハンドブローも放つ。

 村越は左ミドルで応戦するが、パンチは空振りが目立つ。内藤が右フック、ボディブロー、さらに飛びヒザ蹴りも繰り出すなど攻勢を保ち、内藤が判定勝利。決勝進出を果たした。

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