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【グランドスラム】小見川、中村ジュニアとの激闘制す

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2015/09/12(土)UP

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GRANDSLAM実行委員会
「GRANDSLAM 3 -Way of the CAGE-」
2015年9月12日(土)東京・ディファ有明

中村(左)に右フックを当てる小見川(右)

▼第9試合 メインイベント GRANDSLAM フェザー級 5分3R
○小見川道大(NEO JUDO ACADEMEY
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●中村ジュニア(マッハ道場/元修斗環太平洋ライト級王者)

 小見川はUFC、戦極、DREAM、ROAD FC、DEEPなど多くの団体を渡り歩いてきたベテランファイター。現在はシュートボクシングとMMA(総合格闘技)の二刀流で、ボクシングと柔道をミックスしたネオ柔道スタイルを駆使して3連勝中。対する中村は桜井“マッハ”速人の弟子で、今年1月に宇野薫を破って修斗環太平洋王者となった。5月の初防衛戦で敗れてタイトルを失い今回が再起戦。

 1R、低く構える小見川はスイッチしながら左のパンチを何度もヒット。中村は終始回りながらローを散らしつつ左右のパンチにつなげていく。このラウンドは小見川のヒット数が上回る。

 2R、中村が積極的に蹴り技を出し、小見川はタックルを仕掛けテイクダウンしマウントポジションを奪う。

 中村の腕をキャッチした小見川は技を仕掛けようとするが逃げられる。スタンドに戻ると、小見川はパンチをヒットさせるも、中村はタックルを仕掛けテイクダウンに成功。

 3R、パンチを出しながら中村がタックルを仕掛け、粘る小見川を遂に寝かせる。押さえ込む中村だが、隙をみて小見川が中村のバックに付いて優位なポジションをキープ。

 スタンドに戻ると、前に出続ける中村がタックルを仕掛ける。スタンドに戻っても無尽蔵のスタミナを誇る中村は打撃を出しながら前進。終了間際に打ち合いを経て終了のゴング。苦戦しながらも判定3-0で勝利した小見川は「今年で40歳ですが、まだまだやれる。日に日に厳しくなっていきますが、俺はまだやるぞ!!」とアピールした。

 ・小見川道大のNEO JUDO ACADEMY -イーファイト道場ジムナビ-

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マウントパンチで桜木(下)を防戦一方に追い込むボドウ(上)

▼第8試合 セミファイナル GRANDSLAM 無差別級 5分3R
○アラン・ボドウ(フランス/マッハ道場)
TKO 1R2分35秒 ※レフェリーストップ
●桜木裕司(掣圏会館)

 現在キックルールで二連敗中の桜木と対戦するボドウは蹴りを主体としたフランスの格闘技サバットをベースとし、身長193cm、体重93kgの体格を誇る。

 1R、左ミドルを当てる桜木だが、ボドウは飛びヒザ。しがみ付く桜木を強引に寝かせたボドウはバックを奪うとヒジとパウンドの連打。桜木は防戦一方となり、レフェリーが試合をストップした。

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