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【修斗】驚異のルーキー松嶋がハイキックで4連続KO勝ち、渡辺も壮絶KO勝利

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2015/09/21(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

松嶋(右)が左ハイキックで戦慄のKO勝ち。これでデビュー以来4勝4KOの驚異のルーキーだ

TORAO NATION STATE
「プロフェッショナル修斗公式戦 闘裸男16 TORAO/TOKYO」
2015年9月21日(月・祝)東京・新宿FACE

▼第7試合 セミファイナル ウェルター級 5分2R
○松嶋こよみ(神奈川/AACC)
KO 2R 43秒 ※左ハイキック
●藤石義和(新潟/ピロクテテス新潟)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
 

1R開始すぐのラッシュで藤石を圧倒する松嶋

 中四国と九州を中心にプロ修斗公式戦を開催している『闘裸男(とらお)』が、東京に初進出。メインイベントとセミファイナルはベテランvsホープの対戦となった。

 松嶋は今年2月にプロデビューしたばかりだが、そのデビュー戦で8戦のキャリアを持つ高橋圭典を1Rわずか10秒、右フックでKO。5月にカナダで2戦目を行い、これも1Rわずか19秒でKO勝ち。

立っても寝てもパンチを打ち続けた松嶋

 8月にはグアムの『PXC』に遠征出場し、やはり1RでKO勝ちを飾っている。今回は11戦のキャリアを持つ藤石と対戦した。

 1R始まってすぐ、松嶋が左ミドルからワンツー、そして左ハイ、右フック。タックルでテイクダウンすると上からパンチを連打する。

 この猛攻に圧倒された藤石だが、タックルを狙いながら立ち上がって首相撲からのヒザ蹴り。しかし、その後も松嶋が立っても寝てもパンチを連打し、藤石を追い詰める。松嶋は左ミドルを連打、前蹴りも突き刺す。

 2R、どっしりと構える松嶋は誘うようにノーガードに。そして右フックのフェイントから左ハイキック一閃。この見事な一撃で藤石はバッタリと倒れ、松嶋が壮絶なKO勝ち。藤石は担架で運ばれた。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 


 

右フックで崩れ落ちた藤田に、追撃のパンチを浴びせる渡辺。セミに続く壮絶KO決着に

▼第8試合 メインイベント バンタム級 5分2R
○のぶ渡辺(神奈川/roots)
KO 1R 1分59秒 ※右フック
●藤田”ケオン”寿大(東京/AACC)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
 

タックルに行くように体勢を低くして放つ渡辺の右フック

 渡辺は2009年プロデビューの寝技を得意とする選手。2013年2月には現・修斗世界バンタム級王者の菅原雅顕とスピーディーな好試合を展開した。

 対する藤田は2014年度修斗バンタム級新人王&MVPを獲得したホープ。渡辺が23戦のキャリアを持っているのに対し、藤田は今回が5戦目。

藤田の空手のような独特の構え

 1R、左右の拳を腰の辺りで構え、空手のような構えを取る藤田。真っ直ぐにワンツーを出す。渡辺はフットワークを使って左右に動く。前蹴りをフェイントして右ストレートを放つ藤田。渡辺はローとボディブローで攻める。

 パンチで前へ出る渡辺に、ロープに追い詰められた藤田が右を空振りした直後、渡辺が低い体勢から振りかぶるような右フック。この強烈な一発で崩れ落ちる藤田。渡辺はダメ押しとばかりに右フック、左アッパー、そして追撃のパンチを振り下ろしたところで、レフェリーがKOを宣告した。

 壮絶なKO勝ちを収めた渡辺は、「独特の間合いで最初はやりづらかったですが、会場の雰囲気が後押ししてくれていいのが入りました。修斗も変革期を迎えていますが、自分の戦い方を日々追求してきたことで、今日いい結果が出ました」と勝利を喜び、「闘裸男、最高!」と叫んだ。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 

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