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【新極真会】島本雄二が初の世界V「連覇を目指す」

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2015/11/01(日)UP

島本(右)の突きで入来(左)の動きが止まる。その隙を島本は見逃さなかった

NPO法人 全世界空手道連盟 新極真会
「第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会・決勝日」
2015年11月1日(日)東京体育館

▼決勝戦
○島本雄二(広島支部/2013・2015年全日本大会優勝)
延長2回 判定3-2
●入来建武(東京城南川崎支部/第30回全日本ウエイト制大会重量級優勝)
※島本が初優勝。

 決勝戦は昨年の全日本選手権決勝戦と同じ顔合わせとなった。

 突き合いから始まり、入来が右の下段を蹴れば島本も右の下段を返す。突きから下段を蹴り合う両者。終盤のラッシュも互角で判定は0-0。

 延長戦、右下段を狙い打ちにする入来へ島本が前蹴り。これで入来が下がり、島本が突きで前へ出る。入来も突きですぐに反撃し、前蹴りとヒザ蹴り。島本の突き、前蹴り、ヒザ蹴りで動きが止まった入来。しかし、すぐに反撃に転じ、旗判定は島本に2本、入来に1本で引き分け。

 再延長戦、島本の突きで後退する入来に島本が右上段回し蹴りをヒットさせる。下段を蹴る入来にはカウンターの突きと前蹴り。入来も負けじとヒザ蹴りを出すが、動きが鈍い。そこへ島本が突きとヒザ蹴り。入来も必死に突きで応戦する。

(左から)準優勝・入来、優勝・島本、3位・クビリウス

 旗判定は島本に2本、入来に2本と互角。そして主審は島本に手を上げた。判定3-2の大接戦で島本が初優勝。世界王座に就いた。

 島本は「若手の世代になって王座が海外流出の危機だったと思いますが、その中で僕らにも出来るんだという思いをもってしっかり戦いました。その思いを力に変えることが出来て嬉しいです」と優勝した喜びを語り、「第12回世界大会で2連覇を目指します」と、力強く4年後の連覇を狙うと宣言した。


 

クビリウス(左)の強烈な突きが前田(右)にめり込む

▼3位決定戦
○ルーカス・クビリウス(リトアニア/2011年世界大会4位)
判定3-0
●前田勝汰(和歌山支部/2012年全日本ウエイト制大会中量級優勝)

 クビリウスが右下段回し蹴りと左の突きで前に出るが、前田も強い左の突きを打ち返して回り込んでの突き連打。左右に身体をひねって突きをかわそうとするクビリウスだが、前田は休むことなく突きを繰り出す。さらにカカトで太ももを蹴る。

 終盤、クビリウスは下突きのラッシュで一気に勝負をかける。これに前田は押されてしまい、場外へ。さらに転倒を繰り返してしまい、判定3-0でクビリウスが3位の座を手にした。

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