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【クンルンファイト】ブアカーオ、復帰戦KOで圧勝

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2015/10/28(水)UP

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1Rに右ハイキックでダウンを奪ったブアカーオ(右)

「KUNLUN FIGHT 32」
2015年10月28日(水・現地時間)中国・達州

▼スーパーファイト 70kg契約
○ブアカーオ・バンチャメーク(旧名ポー.プラムック/タイ/K-1 WORLD MAX 2004&2006世界トーナメント王者)
KO 2R1分54秒
●グー・フイ(Gu Hui/中国)

 中国のビッグイベント「KUNLUN FIGHT(クンルン・ファイト)」にブアカーオ・バンチャメークが参戦、28戦18勝(7KO)10敗の戦績を持つ26歳のグー・フイ(中国)と対戦した。

 ブアカーオは今年7月香港で開催されたTOPKING WORLD SERIES 70kgトーナメント準決勝でロシアのハヤル・ジャニエフと対戦。1R開始早々にジャニエフの左ヒジで左側頭部をカットされたブアカーオは劣勢を強いられ、右ミドル、ヒザで反撃するも判定負け。今回、3カ月ぶりの再起戦となった。

 気合十分の表情でリングインしたブアカーオは、1Rから主導権を握る。フイの蹴りを余裕でさばき、強烈な右ミドル一発で大きくふっ飛ばす。サウスポーのフイが左ストレートで前に出ると、バックステップでかわしたブアカーオがすぐに右ハイキックを返しダウンを奪う。

 フラフラになりながも立ち上がったフイに対し、ブアカーオはヒザ、ヒジ、パンチ、前蹴りのラッシュを仕掛ける。途中、ブアカーオのファールカップが大きくずれ試合は一時中断したことで、フイは完全にダメージを回復。再開後、フイは接近戦を仕掛け、パンチのラッシュを仕掛けるも、ブアカーオは組み付いて攻撃を遮断。

 2R、巻き返しを狙うフイは左ストレートを出すも、ブアカーオは組み付いてこかし、優勢アピール。前蹴りをテンポよく当て、最後に首相撲からヒザ蹴りの連打をフイのボディに見舞う。サンドバック状態と化したフイは悶絶するように倒れ、ブアカーオのKO勝利となった。

写真提供:KUNLUN FIGHT

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