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【ムエタイオープン】小笠原瑛作が藤原あらしを1RでKO、世代交代

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2015/12/13(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ノックユウウン(左)のボディにヒザ蹴りを突き刺していくリカ(右)

▼第5試合 ファイナルファイト(リカ引退試合)ライトフライ級 2分5R
○リカ・トングライセーン(センチャイムエタイジム/WMC世界ライトフライ級王者)
TKO 2R ※レフェリーストップ
●ノックユウウン・ソー・タナショー(タイ)

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 ボクシングとムエタイで4つのタイトルを獲得し、6月大会で17戦目にして初黒星を喫したリカが、今回引退試合を行う。その最後の相手はノックユウウン。身長158cmの16歳で、戦績は46勝10敗2分。

 1R、ノックユウウンは首相撲勝負を仕掛けるが、転倒させたのはリカの方。ヒザの蹴り合いでもリカが優勢だ。終盤、リカのヒザが突き刺さり、ノックユウウンは顔を歪める。そこへリカは左ミドルを叩き込む。

 2R、リカは首相撲で組むとボディへのヒザ蹴りを連打、離れると左ミドル。そして左ハイを放ち、再び首相撲からのヒザ蹴りを連打するとノックユウウンは戦意喪失。レフェリーがストップに入り、リカがTKO勝ちを収めた。

 続いて引退式が行われ、リカがマイクを持った。「今日が最後なので本当はもっと試合をしたかったんですが、早く終わってしまってすいません。ムエタイをやったことでこうして皆さんと出会えたし、気付いたらたくさんの人から応援してもらえました。

 お父さんとお母さんはわがままな私を支えてくれて、ジムの先輩や仲間たちにも感謝しかありません。今日までありがとうございました」と挨拶。

 そして「引退というよりも今日からが新しいスタートです。卒業ということにしたいと思います。今日が門出ということで祝福してもらってリングを降りたいです。

 父から受け継いだムエタイを伝えていけるように頑張ります。ムエタイをこれからも愛しています」と笑顔で語り、10カウントゴングを聞いて現役に別れを告げた。生涯戦績は17勝1敗1分。

 なお、今後はジムのトレーナーなど後進の育成に力を注いでいく予定だという。

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徹底的に左ボディブローを狙い撃ちにしていった森井(左)がKO勝ち

▼第4試合 Lumpinee Boxing Stadium of Japan ランキング査定試合 スーパーフェザー級 3分5R
○森井洋介(ゴールデングローブジム/Bigbangスーパーフェザー級王者)
KO 3R ※左ボディブロー
●アーミー・サシプラパジム(タイ)

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 森井はタイ人選手を相手に連勝していたが、2015年はマキ・ピンサヤーム、シントンノーイといった強豪タイ人に連敗を喫し、日本人選手との試合を挟んで再びタイ人と対戦した。アーミーはガッチリとした体格を持つ身長167cmの24歳で、戦績は50勝24敗1分。

 1R、勢いよくコーナーを飛び出した森井は左ボディブローを狙い撃ち。アーミーは左右ミドルで応戦する。森井が左フックを引っ掛けるようにして打ち、アーミーが倒れるとダウンが宣告された。

 立ち上がったアーミーは森井のパンチに打ち合いで応戦し、ヒジも放ってくる。両者の激しい打ち合いが展開された。

 2R、森井がパンチで攻めていくとアーミーは首相撲に捕らえてヒザを蹴る。さらに強烈な左ミドルがヒット。

 森井は終盤に打ち合いを仕掛け、アーミーもパンチを出してお互いに危険な距離で打ち合いを展開する。

 3R、森井は左ボディブローを何度も狙い撃ちに、アッパーも突き上げる。ボディブローをもらうたびに動きが鈍るアーミーに森井は左ボディブローでトドメを刺す。アーミーがマウスピースを口から吐き出して悶絶するKOとなった。

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