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【新日本キック】江幡睦、元タイ王者を悶絶KOで最終興行を締める

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2015/12/13(日)UP

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新日本キックボクシング協会/藤本ジム
「SOUL IN THE RING 13」
2015年12月13日(日)東京・後楽園ホール

全ての攻撃で圧倒! 強烈な右ミドルを放つ江幡睦(右)

▼第12試合 ダブルメインイベント 日タイ国際戦 54.0kg契約 3分5R
○江幡 睦(伊原道場本部/WKBA世界バンタム級王者)
KO 2R3分2秒
●ルークタオ・モー.タマチャート(タイ/元バンボースタジアムフライ級王者、パタヤスタジアムバンタム級5位)

 2015年最終興行のメインを飾る江幡は、弟の塁と共にズバ抜けた攻撃力を誇り、兄弟で“打倒ムエタイ”を掲げラジャダムナンのタイトルを狙う。9月大会では一度失ったWKBA世界バンタム級王座を取り戻し、今回王者としての初戦となった。対戦相手ルークタオは元バンボースタジアムフライ級王者、パタヤスタジアムバンタム級5位の肩書きを持つ20歳。戦績は60戦43勝(10KO)12敗5分。 

 オーソドックスに構える江幡は、1R序盤からサウスポーのルークタオに強烈な左ロー。ルークタオはローをもらいながらも、重みのある左ミドルを放ち、場内はどよめく。

「相手がどう来るのか見てみたかった」という江幡は、得意のボディブローをこのラウンドは封印。

 江幡の左ローを主軸とした攻めに対し、ルークタオは左ミドル、跳躍力のある飛びヒザで江幡を脅かす。江幡のパンチがヒットすると、ルークタオはヒジを返していく。

 2R、変わらず左ローを当て続ける江幡。これが効いてきたか、ルークタオの動きが鈍くなったところで江幡がコーナーに追い込み左ローでダウンを奪う。

 立ち上がった相手にラッシュを仕掛けた江幡が左ボディブローを突き刺すと、ルークタオは悶絶し立ち上がれず。豪快なKO勝ちを収めた江幡は試合後の控え室で「今回の試合は、ラジャダムナンタイトルに挑戦させてもらえるかどうかの査定試合でした。手応えはあったので来年にまた挑戦したい」と3度目の挑戦を目標に掲げた。


 

激しく打ち合う勝次(左)と春樹(右)

▼第11試合 ダブルメインイベント 日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
○勝次(藤本ジム/日本ライト級王者)
判定3-0 ※三者とも50-48
●春樹(横須賀大賀ジム/日本ライト級3位)
※勝次が初防衛に成功 

 今年3月に永澤サムエル聖光との日本ライト級王座決定戦を制し、王者に輝いた勝次が初防衛戦。前戦となった11月のNO KICK NO LIFEではWPMF日本ライト級王者・黒田アキヒロに逆転負けを喫しており、王者としての強さを証明したいところだろう。対する春樹はここ2戦は黒星が続いているがほぼ互角の内容。タイトル初挑戦に燃える。

 1Rはお互いに様子を見合う展開。2Rには、勝次が右ロー、ミドルと蹴り技を増やしてプレッシャーをかける。春樹は独特なリズムで前蹴り、ミドルを返していくが、お互いに目立った攻撃はない。3Rには勝次が徐々に手数を増やし、5Rにはワンツーをヒットさせると、春樹は舌を出して「効いてない」とアピール。

 ここで春樹には挑発行為としてイエローカード(注意)が言い渡される。春樹がパンチで前に出ると、勝次もパンチで応戦したが決定打はない。フルマークの判定勝利の勝次が初防衛に成功した。

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