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【Aリーグ】激闘制した小野寺紘也としまんちゅ泰が王座決定戦へ

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2016/04/24(日)UP

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7月の第2代DBSスーパーバンタム級王者決 定トーナメント決勝戦で対戦する小野寺(左)としまんちゅ(右)

PINK DRAGON
「Aリーグ 33DX」
2016年4月24日(日)宮城・夢メッセみやぎ本館大ホール

白岩(右)に左ミドルを見舞う小野寺(左)

▼メインイベント 第56試合 第2代DBSスーパーバンタム級王者決
定トーナメント準決勝 3分3R延長1R ※ヒジあり 
○小野寺紘也(DRAGON/DBSフェザー級3位)
判定3-0
●白岩義也(DRAGON石巻/DBSフェザー級4位)

 裕喜(KIX)が引退、返上したDBSスーパーバンタム級王座を懸け
て、4人制による王者決定トーナメントが開幕し、準決勝でDBSフェ
ザー級上位ランカーの小野寺と白岩がともに階級を下げて激突。禁
断の同門対決を制すのはどちらか。

 1R、サウスポーの小野寺は左ミドル主体の攻め。白岩もミドルを
返しパンチにつなげるが、小野寺はうまく組み付いて連打を遮断し
ヒザを当てていく。

 2Rも小野寺が左ミドルを当て、白岩もミドルを返すがなかなか距
離が合わず、パンチで出ると小野寺に組まれてヒザをもらう。

 白岩は徐々にスタミナを削られ失速気味。

 3R、パンチを出しながら前に出る小野寺に、白岩はヒジを合わせ
小野寺の左まぶたから流血。しかし、小野寺は左ミドル、首相撲か
らのヒザでペースを落とさず判定勝ち。

 セミファイナルで勝利した
しまんちゅ泰と小野寺は7月24日(日)同所で開催される『戦場 17
』で決勝戦を行うこととなった。両者はリングインし、しまんちゅ
が「ベルトを巻きにいく予定です」といえば、小野寺は「義也の分
まで頑張って僕がベルトを巻きます」とマイクアピールした。


右ストレートで沙斗流(左)を追い込むしまんちゅ(右)

▼セミファイナル 第55試合 第2代DBSスーパーバンタム級王者決
定トーナメント準決勝 3分3R延長1R ※ヒジあり
○しまんちゅ泰(YZD GYM沖縄/元MAバンタム級1位)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●沙斗流(ラビカラ/DBSフェザー級2位)

 元MAランカーのしまんちゅがDBSフェザー級タイトル挑戦経験のある沙斗流と対戦した。1R、右ストレートで下がらせるしまんちゅだが、沙斗流は得意のガンガン前にスタイルを見せると両者は勢いあまってリング外に転倒。しまんちゅは頭部を打ち、インターバルを経て再開。変わらず前に出る沙斗流に対し、しまんちゅは首相撲からヒザで対抗。

 2R、ヒザ蹴りで削られた沙斗流は徐々に手数が減る。しまんちゅは右ストレート、右ローで前へ。しまんちゅが首相撲を仕掛けると、沙斗流はボディブロー連打で回避しようとするが劣勢。3Rも主導権を握るしまんちゅが判定勝ちし、7月のタイトル戦へとつなげた。

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