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【UFC】堀口恭司、佐々木憂流迦がそろってオランダで勝利

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2016/05/09(月)UP

▼ヘビー級 5分5R
○アリスター・オーフレイム(オランダ/UFCヘビー級3位)
TKO 2R 1分12秒 ※パウンド
●アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ/UFCヘビー級5位)

地元オランダでTKO勝利したアリスター(右)

 UFC史上初のオランダ大会、メインを飾るのはまさに地元の英雄アリスター。オランダでの試合は2009年以来となる。対するオルロフスキーは2000年11月にUFC初参戦、2005年2月にUFCヘビー級暫定王者となり(その後、正規王者に認定された)2度の防衛に成功。一度はUFCを離れたが、2014年6月に復帰。4連勝を収めたが、今年1月大会で敗れ連勝はストップしている。

 1R、場内に響き渡る「オランダ」コール。顔面とボディへのパンチ連打で前に出るオルロフスキーはアリスターをケージ(リングを囲む金網)に押し込むが、アリスターはヒザ蹴りを入れて離れる。アリスターは組み付くと首相撲からヒザ蹴りを一発。

 アリスターの左ミドル、右ローがヒットすると大歓声が沸き起こり、場内は大騒ぎ。右ローからのタックルでオルロフスキーが倒れるとアリスターは上に乗る。特に動きはなくアリスターは蹴り上げられて離れた。

 2R、アリスターの右ミドルにオルロフスキーは右フックを合わせる。アリスターはアゴへの前蹴りでオルロフスキーの動きを止め、そこへ左フック。これがクリーンヒットし、オルロフスキーはダウン。すかさずアリスターは上に乗って右のパウンドを連打。オルロフスキーが全く抵抗しないのを見て、レフェリーが試合をストップした。

 場内総立ちの大歓声でアリスターの勝利を祝福。UFC初のオランダ大会は大盛況のうちに幕を閉じた。アリスターはこれで4連勝。ヘビー級王座挑戦はもはや目前だ。タイトル挑戦を実現させ、ミルコ・クロコップもマーク・ハントも成し遂げていない史上初のUFC&K-1王者になることが出来るか。

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▼ヘビー級 5分3R
○ステファン・シュトルーフ(オランダ)
TKO 1R 16秒 ※ヒジ打ち連打
●アントニオ・シウバ(ブラジル/UFCヘビー級12位)

 1R、開始と同時にタックルで組み付いていったシウバだが、シュトルーフは右フックで迎撃。そのままケージまで押し込まれたが、右ヒザをボディに入れるとシウバがひざまずき、シュトルーフは頭部にヒジを連打する。

 シウバの動きが止まり、レフェリーがストップ。シュトルーフの秒殺勝利に場内は大爆発、大歓声に包まれた。


 

▼女子バンタム級 5分3R
○ジャーメイン・デ・ランダミー(オランダ/UFC女子バンタム級14位)
TKO 1R 3分46秒 ※ヒザ蹴り
●アンナ・エルモセ(デンマーク)

 地元の大声援を受けて登場したランダミー。対するエルモセはUFC初参戦だが、テレビカメラへ向かって手を振る余裕を見せる。

 1R、ランダミーが攻撃を出すたびに大歓声、逆にエルモセが攻めるとブーイングが起こるという状況。さらに「オランダ! オランダ!」の大合唱だ。首相撲でガッチリとロックしてヒザを突き刺すランダミー。パンチを当てながら前に出るとエルモセがタックルにいくが、ランダミーは立ち上がる。

 右フック、右アッパーから首相撲でのヒザ蹴りを連打するランダミー。その右ヒザ蹴りがボディに入ると、エルモセはダウン。レフェリーがストップし、ランダミーがKO勝ちを飾った。大歓声に包まれる中、ランダミーはオランダ国旗を振って歓声に応えた。


 

▼女子ストロー級 5分3R
○カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド/UFC女子ストロー級10位)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-27
●ヘザー・クラーク(アメリカ)

 1R、ジャブを突くカロリーナに右フックを強振するクラーク。右のパンチを何度もヒットさせるクラークだが、テイクダウンは防がれて逆にヒジ、ヒザをもらう。パンチの連打で前に出るカロリーナは、クラークが前に出てくると後ろ蹴りをヒットさせた。

 2R、パンチを当てながら前へ出てくるカロリーナに組み付き、ようやくテイクダウンを奪ったクラークだがカロリーナはすぐに立ち上がる。ワンツーの右をヒットさせるカロリーナ。テイクダウンを仕掛けてきたクラークにヒジ、ヒザを見舞う。バックを奪ったカロリーナは寝技になると下から腕十字を仕掛けるがラウンド終了。

 3R、クラークの左ハイが浅くカロリーナの顔面を捉える。カロリーナはワンツー、右ローから組み付いてのヒジ打ち。カロリーナはヒジを巧みに操る。さらにバックハンドブローも当てるなど攻勢。カロリーナのパンチに押されるクラークは組み付いていくが、テイクダウンは出来ない。

 前に出てくるクラークにカロリーナはパンチを叩き込み、ヒザを突き刺す。最後は顔面への連打で圧倒的な差をつけ、カロリーナが判定勝ちした。

PHOTO=Zuffa, LLC (c) / GettyImages (c)

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