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【Krush】佐々木がK-1甲子園王者・平本を破り涙の戴冠

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2016/06/12(日)UP

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ダウンを奪われた塚越(右)だが、逆転KO勝ち

▼第8試合 セミファイナル Krush -67kg次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○塚越仁志(K-1ジム・シルバーウルフ)
KO 2R 2分38秒 ※左フック
●平山 迅(センチャイムエタイジム)
※塚越が次期王座挑戦権を獲得。

 -67kg王者・渡部太基への挑戦者を決める一戦は、塚越と平山で争われた。塚越は昨年11月に渡部と対戦し、先にダウンを奪うも逆転負け。平山は2014年10月に渡部と対戦し、ダウンを奪い合う打ち合いの末にKO負けを喫している。

 1R、序盤はローの蹴り合い。塚越がジャブで主導権を握りプレッシャーをかけていったが、平山が左ストレートでダウンを奪う。ジャブの打ち合いから平山がパンチで前に出て優勢のまま初回を終えた。

 2R、ジャブの突き合いが繰り広げられ、両者とも相手のジャブに仰け反る。左フックの相打ちで足がもつれる平山。塚越が一気に前へ出て左右の連打。バランスを崩す平山へ左フックを打ち込み、逆転KO勝ちでタイトル挑戦を決めた。

 試合後、王者・渡部がリングに上がり、「おめでとうございます。スゲェいい試合でした」と塚越を称えると、「僕も塚越選手とはダウンの奪い合いで、結果は勝っていますが決着はついていないと思う。決着をつけましょう」と宣言。

 塚越は「こんな試合ですいません。自分はKrushに出てベルトを獲るためだけにやってきました。そしてベルトに手が届くところまで来ました。次は渡部選手に勝って、必ずベルトを巻きます」とファンに王座奪取を誓った。


ダウンを奪った石田(左)のヒザ蹴り

▼第7試合 -55kg Fight 3分3R
○石田圭祐(K-1ジム・チームドラゴン)
KO 1R 2分26秒 ※パンチ連打
●ジョッキーレック・GTジム(タイ/GTジム)

 当初、石田と対戦が決まっていたWMC世界スーパーバンタム級王者・鷹大は、10日(金)の夕方にコンディションを崩し、病院で急性腎不全との診断を受けドクターストップ。代わって元タイ国イサーン地区スーパーフライ級王者ジョッキーレックと石田が対戦することになった。

 前蹴りと強い右ローで攻めるジョッキーレックだが、石田の左ボディブローをもらって顔色が変わる。石田がヒザ蹴りでダウンを奪うと、続けてパンチで2度のダウンを追加してKO勝ちした。

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