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【ムエタイSF】ピンサヤームがTKO圧勝

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2016/06/19(日)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 

ローでダウンを奪ったピンサヤーム(右)は怒涛のラッシュでTKO勝ち

キングムエエンタープライズ
「Wanchai+Kingthong MuayThai Super Fight」
2016年6月19日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール

▼第12試合 メインイベント タイ・中国国際戦 59kg契約 3分5R
○マキ・ピンサヤーム(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーバンタム級王者)
TKO 4R 2分15秒 ※パンチ連打
●ゴン・ユアン・クン(中国/SUPER MUAY THAI 63.5kgトーナメント優勝)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

 ピンサヤームは日本国内で2013年から負け無しの11連勝中、戦績も14勝中7KOとKO率5割を誇る。今大会のメインイベントで、 中国のゴン・ユアン・クンと対戦した。

 クンは38戦25勝11敗2分とピンサヤームの戦績にははるかに及ばないが、今年2月にタイで行われた『SUPER MUAY THAI』で63.5kgの4人制トーナメントに出場、体格に勝る強豪選手を退け優勝している現役バリバリのムエタイファイターだ。

 1R、クンはジャブ&ローのオーソドックスなスタイルで前へ出て行く。ピンサヤームはハイキック、速い左フックでクンを警戒させておいて、重い右ローを蹴る。このローで早くもクンの身体が流れる。ピンサヤームはクンの蹴り足をキャッチして飛びヒザ蹴り、すぐさま右ヒジを見舞う。

 2R、前に出てくるクンの左足に右ローを集中させるピンサヤーム。かと思えば右ハイも浅くヒットさせる。クンも速い攻撃に臆することなく前へ出続けてフックを繰り出すが、なかなかヒットを奪えない。

 3R、クンは思い切ってパンチで入り込むが、やはりピンサヤームに右ローを蹴られる。クンの蹴り足をキャッチして左足に放った右ローが強烈にヒットし、クンは膝を折る。さらにピンサヤームはパンチも当てていき、ハイキックでもクンを脅かす。

 4R、クンは前に出て右のパンチを放っていくが、ピンサヤームの左右ハイに脅かされ、ヒジの打ち合いではヒジ打ちを入れられる。前に出るピンサヤームが右ローと右ストレート。ピンサヤームの右ロー連打にもはや棒立ちとなるクン。

 スタンディングダウンが取られ、再開してもクンは下がる一方でピンサヤームのパンチ連打を浴び、ロープを背負って防戦一方となったところでレフェリーが試合をストップ。ピンサヤームが圧倒的な強さで12連勝を飾った。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 
 


ペットムアンチョン(左)の巧みな崩し技で、福田(右)の凱旋試合は黒星となってしまった

▼第11試合 セミファイナル 日タイ国際戦 フライ級 3分5R
○ペットムアンチョン・ポースアントーン(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級&ミニフライ級王者)
判定3-0 ※49-47、49-47、50-47
●福田海斗(キング・ムエ/プロムエタイ協会フライ級王者)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 
 

 福田は日本人初のプロムエタイ協会王座獲得の後、現役ランカーを相手に連敗中。地元名古屋での凱旋試合となる福田の対戦相手ペットムアンチョンはブリラム出身の22歳、現役のオムノーイスタジアムのフライ級王者にしてラジャダムナンスタジアム105ポンド&108ポンドの元王者。

 1R、お互いに前蹴りを多用し、ジャブとローで相手の様子を見る。ペットムアンチョンは組んできた福田を首相撲で前のめりに崩す。ムエタイではかなり印象が悪い倒れ方だ。

 2R開始早々にも、ペットムアンチョンが足払い気味に福田を転倒させ、両手をマットに着かせた。福田は首相撲からのヒジ、右ストレートで挽回を図ろうとするが、ペットムアンチョンも右ローを蹴ってくる。

 3Rが始まるとするすぐに両者は首相撲に。福田はヒジ、ヒザで攻撃。しかし、離れるとペットムアンチョンの左フックをもらう。前に出て攻める福田にペットムアンチョンは右ストレートを直撃させ、福田のパンチをかわして顔面とボディへのパンチ、ローを入れていく。さらに前蹴りで突き飛ばされてしまう福田。後半はパンチ、ヒジで逆襲に転じる。

 4R、テンポを上げ、前に出て攻撃する福田。しかし、ペットムアンチョンの鮮やかな崩し技で背中から転倒。福田は首相撲からのヒジ連打、蹴り足をキャッチしてのパンチと逆転を狙って攻めまくる。

 5R、猛然と福田が前へ出てパンチとヒジで攻めるが、ペットムアンチョンの崩し技でまたも転倒。パンチで攻めまくるが足払いでバランスを崩す場面が目立ち、ムエタイでは大きなマイナスポイント。勝ちを確信したペットムアンチョンは福田の逆転の一発をもらわないよう受けに徹し、優れた技術で判定勝ちを収めた。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

●次ページはペットンガンvs小川、サクーンチャイvs岩崎

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