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【UFC】場内総立ちの女子大激闘にヨアナ勝利

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2016/07/09(土)UP

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▼TUF23女子ストロー級トーナメント決勝戦 5分3R
○タティアナ・スアレス(アメリカ)
一本 1R 3分43秒 ※ダースチョーク
●アマンダ・クーパー(アメリカ)
※スアレスが優勝。

 UFCファイター育成番組『ジ・アルティメット・ファイター』(略称TUF)内で行われてきたトーナメントの決勝戦。優勝者はUFCとの本契約を交わすことが出来る。両者は番組内で同じチーム(2チームで合宿が行われた)として切磋琢磨してきた仲だ。

 スアレスは2008・2010レスリング世界選手権の銅メダリストであるエリートレスラー。対するクーパーはアマチュアボクシングの権威であるゴールデングローブで優勝した経験を持つ。

 1R、レスリングをバックボーンに持つスアレスがタックルでテイクダウンを奪い、ボディと顔面にパウンドを落とす。しかし、クーパーが下からの腕十字で逆襲。すかさずスアレスが外して上になり、再びパウンドを落とす。

 クーパーはスアレスの踵を持ちながら腰を蹴り、上になるとパウンドで逆襲。すぐにスアレスも上になってパウンドと一進一退。だが、下から関節技を仕掛けようと上体を上げたクーパーにスアレスが変形フロントチョーク(ダースチョーク)。見事な一本勝ちで優勝を勝ち取った。

 スアレスは「私は癌を克服したことがあって、諦めずにここまで来ました。練習で彼女に何度もダースチョークを極めていて、それがウィークポイントだと分かっていた」と語った。


 

▼ライト級 5分3R
○ウィル・ブルックス(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●ロス・ピアソン(イギリス)

 ブルックスは2012年の大みそかに『DREAM』で北岡悟にTKO勝ちしたことで知られ、その後は『ベラトール』でライト級王者になるなど活躍。8連勝の勢いに乗ってUFC初参戦を果たした。

 対するピアソンは2008年からUFCに参戦し、20戦を経験しているが文字通り勝ったり負けたりを繰り返して安定しない戦績。

 1R、序盤はお互いに打撃でけん制。ピアソンは右ミドル、ブルックスはヒザを入れるが、気負いすぎているのか両者とも空振りが目立つ。お互いにテイクダウンを狙って相手をケージへ押し込むがテイクダウンは奪えず、ヒザ蹴りを入れるにとどまる。

 2Rも両者は蹴りを使いながらパンチを狙う。その中、ブルックスが突然のタックルでテイクダウンに成功。上からパウンドを叩き込む。立ち上がろうとするピアソンを殴りながら潰していくブルックス。

 ようやく立ち上がったピアソンだが、ブルックスにケージへ押し込まれ、ヒジ、ヒザ、アッパーをもらう。さらに離れ際にボディブロー。ヒザも突き刺されて劣勢のピアソンだったが、ブルックスが蹴りで転倒したところにパウンドを落とす。

 3R、ピアソンは左ミドル、ブルックスはヒザ蹴りで攻め、ブルックスのタックルは防がれる。ピアソンの左右ボディブローが何度も決まり、ボディにダメージを与えてブルックスをケージ際に追い込む。

 ピアソンは顔面からボディへの連打、さらにヒジでブルックスを圧倒する。しかし残り1分近くのところで、ブルックスが首相撲からヒザ蹴り、さらに一瞬だがテイクダウンを奪う。立ち上がるとピアソンがヒジとヒザで逆襲。全く動きが止まらず攻め合った好試合は、ブルックスが判定勝ちで制した。

 ブルックスは勝利者インタビューで、「エディ・アルバレス、待っていろよ」と前日大会でUFCライト級王者となったアルバレスに挑戦状を叩き付けた。

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