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【ムエタイオープン】藤原あらしがヒジ打ちでダウン奪い初代王者に

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2016/07/17(日)UP

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2R、狙い済ました左ヒジ打ちでダウンを奪った藤原(左)が初代王座に就いた

センチャイムエタイジム
「MuayThaiOpen35 & LumpineeBoxingStadium of Japan」
2016年7月17日(日)東京・ディファ有明

▼第11試合 LPNJバンタム級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジ有り
○藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット)
判定3-0 ※50-46、50-47、50-46
●萩原秀斗(エイワスポーツジム)
※藤原が初代王座に就く。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

 ムエタイ最高峰の王座を認定する2大殿堂のひとつ、ルンピニースタジアムの日本支部としてLumpineeBoxingStadium of Japan(略称LPNJ)が発足。今回、LPNJが認定する初のタイトルマッチが行われた。

 バンタム級王座決定戦に出場の藤原はルンピニー王座への挑戦経験があり、国内で数々のタイトルを獲得してきたベテランファイター。その藤原に新鋭の萩原が挑んだ。

 1Rが始まると同時に、ダッシュしてきた萩原に組み付く藤原。いきなりヒザの攻防に持ち込む。藤原はジャブから左ミドルを見舞い、萩原はきびきびと動いてパンチからのローで応戦。

 2R開始直後、藤原は左ミドル三連打を繰り出す。前に出て組み付いてくる藤原にパンチを当てていく萩原だが、藤原の左ミドルとヒザ蹴りをもらう。間合いを詰める藤原が狙い済ました左ヒジ打ちをヒットさせ、萩原はダウン。

 3Rもどんどん前へ出て行くのは藤原。左ミドルを蹴り、組み付いてのヒザ蹴り、ヒジ打ち。萩原も左フック、右ストレートをヒットさせる。藤原は左ミドルを蹴り続け、萩原もパンチで逆転を狙う。

 4Rも前へ出る藤原が左ハイを、左ストレートをヒットさせる。アグレッシブに動いて前へ出る藤原に萩原は右ストレートで応戦。パンチをもらう藤原だが、構わず前へ出て攻める。さらにねじ伏せるような首相撲を見せるが、萩原の蹴りで藤原が転倒する場面も。

 5R、右ストレートで前に出る萩原に藤原は左ミドル、右フックをヒットさせるが、いつになく粗い攻めのため転倒させられる場面が目立つ。萩原は藤原が組み付いてくると首投げのような体勢になり、後ろを向く行為でイエローカード。

 最後まで藤原は左ミドルとヒジ、萩原はパンチで打ち合い、試合終了。健闘した萩原だったが、藤原にジャッジ三者とも50を付けるパーフェクトな勝利。藤原が通算4本目のベルトを腰に巻いた。

 藤原はマイクを持つと「今年4人目が産まれます」と報告し、「まだまだあと20年は現役を続けて行きたいと思います」と宣言。場内から拍手が沸き起こった。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 
 

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貴(右)が得意の首相撲からのヒザ蹴りを鋭く突き刺す

▼第13試合 LPNJスーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジ有り
○貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム/WMC世界スーパーフライ級王者、元NJKFフライ級王者、元MuayThaiOpen同級王者)
判定2-1 ※49-48、48-49、50-48
●岩浪悠弥(橋本道場/INNOVATIONフライ級王者)
※貴が初代王座に就く。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 
 

 貴はこれまで3本のベルトを腰に巻いてきた。175cmとこの階級では破格の長身を利した首相撲とヒジ打ち・ヒザ蹴りを得意とする。対する岩浪は昨年12月、INNOVATIONフライ級王座に就いた18歳。少年時代から名門・橋本道場で鍛えられ、空手仕込みの蹴り技が得意。

 1R、ローの蹴り合いから試合はスタート。貴はさっそく得意のヒジを繰り出すが岩浪はかわす。首相撲からのヒザ蹴りでは両者譲らず鋭いヒザを腹に突き刺した。

 2R、左右ローで攻める岩浪だが、右ローをスネで受けられて痛めたか、左の蹴り主体となる。特に左ハイを多用。貴は得意の首相撲に持ち込んでヒザ蹴りを連打。組もうと前に出てくる貴に岩浪の右フックが決まる。

 3Rも貴は首相撲からのヒザ蹴り狙い。岩浪は顔面への蹴りと右フックで貴を近付けさせまいとするが、貴は強引に組み付いて鋭いヒザを突き刺す。岩浪も蹴り返すが、貴のヒザが明らかに鋭角に決まる。

 4Rも前に出てアグレッシブにヒザ蹴りで攻める貴だが、岩浪が首相撲でコカすことに成功。さらに右フックをヒットさせると貴がヒザ蹴りで猛反撃。ヒジを繰り出す岩浪に右ミドルを数回ヒットさせる。

 5R、貴は飛び込んでのヒジを何度も繰り出し、岩浪はパンチで応戦。岩浪のパンチをもらうと貴は右ミドル。岩浪の左ミドル、右フック、さらに右ローがヒット。前に出る貴だが岩浪の攻撃をもらい続ける。

 判定は2-1と割れたが、首相撲で主導権を握った貴が勝利。接戦を制して初代王座に就いた。

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