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【パンクラス】元プロボクサー三浦が完勝で王座奪取

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2016/10/02(日)UP

元キックボクサー・新村(左)とのスタンドの攻防を制した川村(右)

▼セミファイナル 第12試合 第13代ミドル級王座決定戦 5分5R
○ロッキー川村(パンクラスイズム横浜/同級1位)
KO 2R 1分30秒 ※右フック
●新村優貴 (TEAM CLIMB/同級2位)
※ロッキー川村が新王者に 

 リングネームを川村亮から「ロッキー川村」に改名した川村。これまでにパンクラスで第4代ライトヘビー級王座、第11代ミドル級王座を獲得。今回は2014年6月に安西信昌に奪われた王座の奪回を狙う。対する新村はキックボクシングからMMAに転向し、9勝のうち7勝がKOという攻撃力を誇るファイター。キックとMMAを通じ4度のタイトルマッチを経験しているが未だ無冠。今回は悲願の初タイトル獲得に燃える。

 1R、前に出てプレッシャーをかける川村。新村のローに合わせて左ジャブと右フックを放つ。一方、新村は左ボディから右ローにつなぐ攻撃。さらに川村の打ち終わりを狙い、左フックをヒットさせる。

 2Rもスタンドの攻防が続く。新村の左ストレートに、川村は左フックを合わせる。両者の拳が徐々に交錯し始めると、新村が右ストレートで前進。しかし、打ち合いから、川村が強烈な左右フックをあごに叩き込むと、新村は力なく後ろに倒れた。川村は追撃を試みようとしたがレフェリーが試合を止めた。

 豪快なKO勝ちでパンクラス・ミドル級王座を奪回した川村。ベルトを巻かれると、両手を掲げて雄叫びを上げた。さらにマイクを手渡されると、客席に向かって「エイドリアーン!」、そして「もう一言だけ。メリークリスマース!」と叫び、会場を笑いに包んだ。

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元UFCファイターのマフラにヒールホールドを極めた北岡

▼第11試合 ライト級 5分3R
○北岡悟(ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜/DEEPライト級王者/同級2位)
一本 1R 1分05秒 ※ヒールホールド
●レオナルド・マフラ(ブラジル/KINGS MMA)
※マフラが計量オーバーのため、北岡が勝利した場合のみ公式記録とし、それ以外はノーコンテストとなる 

 前日計量ではマフラの計量オーバーという失態に北岡が激怒。一触即発の事態となった両選手がリング上で雌雄を決する時を迎えた。

 北岡は昨年11月に第6代パンクラス・ライト級王者決定戦で徳留一樹にKO負けしてパンクラス王座を逃した。しかし、主戦場のDEEPでは4度目のライト級王座防衛を果たしており、今回は再びパンクラスのベルトを見据えての参戦となる。対するマフラは元UFCファイターで、13勝3敗の戦績はUFC以外では無敗という実力者だ。

 この試合からTOKYO MXでの生中継がスタートすることもあり、よりいっそう盛り上がる場内。先に入場したマフラにはブーイングが浴びせられ、北岡は大声援で迎えられる。ボルテージが最高潮に達したところで試合開始。

 1R、北岡が先制の左ミドルを放つと、マフラは右ロー、さらに右ハイを返す。北岡がタックルを仕掛けるが、マフラはこれを切ってディフェンス。上から北岡に拳を落とそうとするが、北岡は下からマフラの右足に絡み付いてヒールホールド。マフラは何とか逃れようとするが、あえなくタップ。北岡が元UFCファイターから秒殺一本勝ちを収めた。

 試合後、リング内を駆け回って喜ぶ北岡。マイクを握ると「生中継で一本勝ち。嬉しいです!」と叫んだ。

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