2016/10/02（日）UP
（最終更新：2016/10/30 04:30）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

昨年11月のホーストカップでザノリニ（左）に判定負けしたチューチャイ（右）がリベンジ達成

▼第4試合　WEST JAPAN TOP FIGHTER 70kgトーナメント1回戦　3分3R延長1R
○チューチャイ・ハーデスワークアウトジム（タイ/ハーデスワークアウトジム/HOOST CUP日本EXミドル級王者）
判定2-0　※30-29、29-29、30-29
●ダニロ・ザノリニ（ブラジル/ブラジアン・タイ/ISKA世界スーパーウェルター級王者、RISEウェルター級王者）
※チューチャイが決勝へ進出。

　1R、ザノリニはチューチャイの左ミドルに対して必ず軸足蹴りを返す。それ以外にもローを蹴り、チューチャイは右ジャブで距離を取る。

　2Rも同様にチューチャイが左ミドル、ザノリニが軸足へのローという展開が続く。チューチャイはジャブを使ってザノリニが前へ出ようとするところを止める。

　3R、ザノリニの右ストレート、左フックをよく見てかわすチューチャイ。攻めるのはザノリニだが、ミドルやヒザを的確に当てるのはチューチャイ。ここで差を付け、チューチャイが1回戦で優勝候補を破り、決勝へ進出した。

無名に近い藪中（右）がNJKFとWBCムエタイの二冠王・白神（左）を破る番狂わせ

▼第3試合　WEST JAPAN TOP FIGHTER 70kgトーナメント1回戦　3分3R延長1R
○薮中謙佑（アンカージム）
延長R　判定3-0　※三者とも10-9
●白神武央（拳之会/WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者、NJKF同級王者）
※薮中が決勝へ進出。本戦は28-28、28-29（白神）、28-28。

　1R、白神が前へ出て圧力をかけながらの左ミドル中心の攻め。しかし、中盤以降は藪中が右のパンチを何度もヒットさせていく。2Rも同様に、ひたすら前へ出るのは白神の方だが、パンチを当てるのは藪中だ。

　しかし3R、それまで劣勢だった白神が右バックハンドブローでダウンを奪い、本戦の判定はドローに。延長戦に入ると藪中がアッパーも交えたパンチのコンビネーションを当てていく。白神も強い右をヒットさせて前に出るが、藪中が接戦を制した。二冠王・白神に、どの団体のランキングにも入っていない藪中が勝利する番狂わせで決勝へ駒を進めた。

きびきびとしたフットワークを駆使するKING（左）が中務（右）をKO

▼第2試合　WEST JAPAN TOP FIGHTER 55kgトーナメント1回戦　3分3R延長1R
○KING強介（ロイヤルキングス/MA日本バンタム級王者）
KO　2R 2分47秒　※右ストレート
●中務幸信（多田ジム/INNOVATIONスーパーバンタム級1位）
※KINGが決勝へ進出。

　1R、中務が左フックでダウンを奪うと、KINGも打ち合いの中で右フックをヒットさせてダウンを奪い返す。いきなりエキサイティングな展開に場内は盛り上がる。