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【パンクラス】早坂が北海道に1勝もたらす

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2016/10/16(日)UP

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下になってもパンチや足関節技で反撃する早坂(左)が勝利をもぎとった

パンクラス札幌大会事務局
「PANCRASE札幌大会」
2016年10月16日(日)北海道・琴似コンカリーニョ

▼第4試合 ストロー級 3分3R
○早坂優璃(CORE QUEST KUSIRO/パンクラス・ストロー級8位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●後藤琢也(パンクラス大阪稲垣組)

 今年最後の「パンクラス札幌大会」が行われ、メインイベントでは釧路市在住でパンクラス・ストロー級8位の早坂優璃(CORE QUEST KUSHIRO)が、後藤琢也(パンクラス稲垣組)を3-0の判定で撃破。それまで関東&関西連合軍に0勝2敗と負け越していた北海道連合軍が一矢を報いた。

 身長169㎝の早坂に対して後藤の身長は153㎝。実に15㎝もの身長差があったが、後藤はそのハンディを感じさせることなく、1Rから果敢に打ち合う。早坂にバックをとられても、前に屈んで前方に振り落としパウンドを打ち込む。

 下になった早坂が足関節技を狙うと、後藤は上からパンチを打ち下ろしていく。その後は足関節合戦になったところで、ラウンド終了を告げるホーンが鳴り響いた。

 2R、もうあとがない早坂は間合いを詰め、得意の寝技へ。2度チョークスリーパーを仕掛け、試合の主導権を奪い返す。3Rになっても早坂の勢いは止まらない。しつこく片足タックルを仕掛け、バックを奪う。

「チンタラするんじゃねぇ」とセコンドを務めた前田吉朗からの激しいゲキを受けた後藤は、寝技でパウンドやヒジを打ち下ろし反撃を試みるが、決定的なダメージを与えるまでに至らなかった。

 判定は三者とも29-28の僅差で早坂を支持。試合後、早坂は激闘を振り返った。

「7月のパンクラス大阪大会で同じ稲垣組の人(北方大地)に負けているので、やりにくいというプレッシャーはあった。なのでとにかく自分に打ち勝つ練習を心がけ、今日の一戦に臨みました。気持ちだけは負けたくなかった。相手の方がフィジカルは上だったので、自己採点は50点くらいですかね」

 東京から釧路にUターンして2年、道東在住唯一のランカーはこれからも故郷でMMAの普及に務めながら、現役活動を続けていくという。

 年に2度のペースで開催されているパンクラス札幌大会。今年に入ってからはついにケージ(オクタゴン)が導入された。早坂が語るように、北海道在住の選手が連帯して北の大地のMMAを盛り上げることができるか。


逆転を狙った竹内(左)だが高橋(右)を捕えきれず

▼第3試合 パンクラスゲート フライ級 3分2R
○髙橋祐樹(和術慧舟會横浜道場)
判定3-0 ※29-28、28-29、29-28
●竹内幸司(HLC)

 セミファイナルには、久々にパンクラス札幌大会に出場した美瑛町在住の竹内が髙橋を迎え撃ったが、1Rから髙橋のパウンドに苦戦。髙橋は髙橋で慎重すぎて打撃をクリーンヒットさせてもあとが続かない。竹内は右クロスカウンターで逆転を狙ったが、序盤で受けたダメージは大きく、2-1で判定負けを喫した。竹内の左目下には大きなキズができていた。

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