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【空手】植草歩が世界大会で初優勝

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2016/10/30(日)UP

第23回世界空手道選手権大会
主催:世界空手連盟(WKF)

2016年10月25日(火)~30日(日・現地時間) オーストリア・リンツ
女子個人組手+68kg級 

世界選手権で初優勝を飾った植草歩

 東京五輪競技となったポイント制の空手。中でも空手界のアイドルとしても注目を浴びる植草歩(24歳)が、念願の世界選手権初優勝を飾った。
 第2のオリンピックとも言われるワールドゲームスでは2013年に優勝しているが、この世界選手権ではこれまで2012・2014と銅メダルだった。

 決勝戦は前回大会3位のギリシャ選手。植草は開始直後から積極的に攻める。序盤は上段に攻撃を集め、相手に上段を意識させながら、懐に大きく潜り込む必殺の中段突きで開始20秒でまず技ありで1ポイントを奪取。

 さらに相手の蹴りにしっかり対処しながら、再び中段突きが相手を捉え、2-0で植草の世界一が決定した。

 植草は今大会、一回戦のスロベニア選手には相手を追い込みながら上段突きを決め2-0。
 続く因縁のクロアチアのマサ選手には鋭い中段突きを見せながらの上段突きで先制。しかし1-1と追いつかれるも、ギリギリの残り0秒と同時に「賭けに出た」という思い切った上段突きで2-1と競り勝った。

決勝戦、突きで積極的に攻める植草歩

 3回戦のエジプト選手には相手の長い手足を掻い潜り2-1。相手の膝が腹部に入り、ダメージを受けた植草、相手が失格となり準決勝進出となった。
準決勝はアジアのライバル、イランのハミデ。昨年のアジア大会では準決勝では2-2のイーブンで並んだラスト20秒で裏回し蹴りを後頭部に入れられ植草が敗退している。
 そのハミデに対し植草は積極的に突きで先へ先へと攻めるが、相手のカウンターにもポイントは2-2のまま試合終了。判定は始終積極的に攻めた植草が4-1で勝利し決勝へ進み勝利し初優勝を飾った。
写真提供:空手ジャーナル

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空手家名鑑 植草歩(空手ジャーナル:外部リンク

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