【空手】世界選手権＝形は喜友名諒、清水希容が連覇

2016/10/30（日）UP
（最終更新：2016/10/31 18:33）

第23回世界空手道選手権大会
主催：世界空手連盟(WKF)
2016年10月25日（火）～30日（日・現地時間）　オーストリア・リンツ
【個人 形の部】決勝戦 30日

　世界選手権での個人形の部で男子は喜友名諒（26・劉衛流龍鳳会)、女子の部は清水希容(22・ミキハウス)がそれぞれ二連覇を果たした。４年後の東京五輪で金メダルが期待される。

　男子の喜友名は２回戦から準々決勝までの４試合を5-0と圧勝で勝ち進んだ。
　準決勝の相手は元世界王者のアントニオ・ディアス（ヴェネズエラ）で事実上の決勝戦とされたが判定は3-2で喜友名が競り勝った。
　決勝戦は得意の形アーナンを打ちヨーロッパ王者のダミアン（スペイン）に5-0で圧勝した。

　女子の清水は準決勝の4-1の判定以外は初戦の２回戦から４回戦まで5-0で勝ち上がった。決勝戦では勝負形のチャタンヤラクーシャンクを打つ。「世界選手権の決勝でチャタンヤラクーシャンクを打つためだけにこの２年間やってきた」という清水。その美しく完成された清水の形に一挙手一投足に大きな歓声が上がる。
　エジプトのサラを5-0で下し二連覇を果たした。

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