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【J-NETWORK】八神剣太、試合巧者ぶり発揮し初防衛

2017/02/26(日)UP

 

左ストレートをヒットさせる八神(左)

J-NETWORK
「J-KICK 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~1st」
2017年2月25日(土)東京・後楽園ホール

▼第10試合 J-NETWORKフェザー級タイトルマッチ 3分5R
八神剣太(レジェンド横浜/J-NETWORKフェザー級王者、WPMF日本同級王者、RISEフェザー級2位)
判定3-0 ※50-49、49-48、49-48
●宮﨑勇樹(MA日本キックボクシング連盟・相模原Sジム/J-NETWORKフェザー級3位/挑戦者)
※八神が初防衛に成功。

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 ノーガードなど変則的なスタイルから繰り出すパンチを武器とする八神。2014年8月のJ-NETで当時“絶対王者”と目された小山泰明に完封勝利で王座を獲得。昨年4月にはWPMF日本フェザー級王座も手にして二冠王に輝いた。しかし、その後に2連敗を喫して、今回のJ-NET王座の初防衛戦が正念場となる。

 対する宮﨑は2015年5月から負けなしと絶好調。昨年は5月のJ-KICKでキック界のレジェンド・立嶋篤史からダウンを奪い圧勝。10月の次期王者挑戦者決定戦にも勝利し、タイトル挑戦権を手に入れた。

 1R、ローの蹴り合いから宮﨑がパンチで距離を詰めて来ると、八神は左のジャブとフックを合わせる。宮﨑が強烈な左ボディからの右フックで炸裂音を響かせ、会場がどよめく。

 2R、宮﨑の至近距離からの連打を、バックハンドブローで断ち切る八神。足を使ってリングを回りながら、強烈な左のインローをヒットさせ、徐々に持ち味を発揮し始める。

 3Rに入ると、八神は両腕を前にかざしたり下げたりしながら、時折ノーガードの状態に。独特なリズムからローを繰り出す。宮﨑も蹴りに合わせて鋭いフックやストレートで顔面を狙うが、なかなかクリーンヒットを奪えない。

 4R、八神が鋭い左ストレートを顔面にヒットさせると、宮﨑は一瞬顔を歪めて即座に左ハイを返す。細かいパンチからローやミドルにつなげるなど、宮﨑も手数を増やして前に出るが、八神は巧みに左のジャブとフックを合わせる。終盤には宮﨑の右目下が大きく腫れる。

 5R、開始直後に宮﨑にドクターチェック。再開後、パンチでガンガン前に出て、八神に至近距離からフックやアッパーを浴びせる。今度は八神が左目上をカットしてドクターチェックに。残り時間30秒で再開となると、追いかけて来る宮﨑を八神は足を使って振り切った。

 試合巧者ぶりを見せた八神が判定をものにして初防衛に成功した。

 試合後、マイクを握ると「僕はJ-NETだけではなく、WPMFの日本チャンピオンでもあります。二冠王がこれでは、全然ダメですね」と反省を口にする八神。宮﨑の実力を認めたうえで、「ここでホッとしてはだめですね。もっともっと強くなって、次は圧倒的な強さで防衛したいと思います」とさらなる飛躍を誓った。

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威力抜群のパンチを叩き込む武来安(右)

▼第9試合 J-NETWORKライトヘビー級タイトルマッチ 3分5R
○武来安(=ぶらいあん/アメリカ/上州松井ジム/同級2位/挑戦者)
判定3-0 ※49-48、50-48、50-48
木村秀和(HALEO TOP TEAM/J-NETWORKライトヘビー級王者)
※武来安が新王座に就く。

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 木村はこの試合を最後に引退することを表明。2度目の防衛戦となる今回がラストマッチとなる。

 2008年8月にプロデビューした木村は、重量級トップクラスの選手としてJ-NETWORKを牽引。2015年5月のJ-KICKにて悲願の戴冠を果たし、昨年5月の初防衛戦では藤田智也を初回KOで下し、涙の初防衛となった。しかし、12月にKrushのリングで黒星を喫しており、今回は王座防衛で優秀の美を飾りたいところ。

 挑戦者のJ-NETWORKライトヘビー級2位・武来安は、破壊力抜群のパンチを武器とする31歳。木村には2015年12月に一度対戦して勝利している。

 1R、ローやミドルからのパンチにつなげる武来安。身長で上回る木村は、蹴りに合わせて上から振り落とすようにパンチを浴びせる。武来安がパンチで踏み込んだところへヒザ蹴りを突き刺して下がらせる場面もつくる。

 2R、武来安が強烈なボディフックを叩き込むと、木村は左ハイを返す。武来安はガードの上からパンチを浴びせ、空いたボディにはミドル。木村も接近戦での打ち合いから鋭い右ストレートをヒットさせる。武来安は終盤に後ろ回し蹴りを2連発。

 3R、強打で前に出てくる武来安に対し、ガードを固めてローを返す木村。武来安の打ち終わりに、至近距離からフックやアッパーをヒットさせる。武来安もボディを叩き込み、両者は打ち合いに。

 4R、両者の激しいパンチの応酬に会場が大きく沸く。しかし、徐々にパワーで勝る武来安の圧力に木村が押し込まれる展開に。

 5Rに入ると、パンチで畳み掛けてくる武来安に対して、木村はクリンチが多くなる。離れると武来安の左右フックを浴びてロープを背負わされる。飛びヒザ蹴りを返すが、劣勢を覆すことができずに試合終了となった。

 武来安の判定勝ちが告げられると、その場でがっくりと座り込んだ木村。ラストマッチで無念の王座陥落となった。

 一方、木村を返り討ちにして王座を奪取した武来安。駆けつけた応援団の大声援を受けると、「暖かい応援に心から感謝を申し上げます。アメリカに戻って生活しようと思ったこともありましたが、日本でベルトを目指して練習してきました。負けが続く時もあったけれど、頑張って獲ることができました。また頑張ります」と流暢な日本語で勝利の喜びを語った。

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●次ページ:三冠王・渡辺優太にランキング1位・伊仙町が挑む

 

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