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【極真空手】若槻が豪州アーノルド杯で三連覇

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2017/03/19(日)UP

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軽量級3連覇を達成した若槻と主催者であるシュワルツェネッガーが握手

アーノルドクラシック2017
マーシャルアーツ・フェスティバル「極真空手チャンピオンシップ」
2017年3月17日~19日(金~日・現地時間)
オーストラリア・メルボルン コンベンション&エキシビションセンター

決勝戦では新極真会全世界ウエイト制大会の代表選手であるカイル(右)と対戦

 3月17~19日、アメリカのボディビル大会の中でも歴史のある「アーノルド・クラシック」のオーストラリアフェスティバルが開催され、ボディビルを中心に多くのスポーツフェスタが一同に会した。

 その中で「マーシャルアーツ・フェスティバル」として開催地域の格闘技道場・ジムが中心となりボクシング、総合格闘技、ブラジリアン柔術の各大会とともに極真空手〔フルコンタクトルール〕の大会が開催された。

 軽量級には日本から現在この大会2連覇中の若槻昌高(39=大阪/正援塾)が出場。
 準々決勝、準決勝を本戦勝利で勝ち上がり、決勝戦は新極真会オーストラリア支部所属のカイル・チェンと対戦。カイルは新極真会オーストラリア大会で優勝経験があり本年度7月に開催の新極真会全世界ウエイト制大会の代表選手でもある。

カイルに勝利し、大会三連覇を達成した若槻

 カイルは序盤から前蹴りや突き技を中心に前進。若槻は素早い突き技や中段蹴りで対抗。本戦、延長は引き分けとなり(本戦2-0カイル・延長2-1若槻)再延長戦に突入。やや動きの鈍ったカイルに若槻は突き技で前進。終盤には中段廻し蹴りや上段前蹴りをヒットさせ5-0の判定勝利。軽量級3連覇を達成した。

 この大会は各階級の優勝者が決まった後、男子3階級(女子は2階級)の優勝者がトーナメントで試合を行いグランドチャンピオンを決定するグランドチャンピオン戦が行われる。

踵落としを繰り出す若槻

 若槻はグランドチャンピオン戦、初戦シード。決勝戦は90キロ超級優勝者で極真松井派や極真館のイラン大会の優勝者であるモハメド・ラザイエ(極真松島派所属)と対戦。
 体重差は33キロ(モハメド100キロ、若槻は67キロ)というグランドチャンピオン戦ならではの対戦となった。

 試合は若槻が素早い突き技で攻めるもモハメドがパワフルな蹴り技を返しブロック越しに若槻の体が流れる。若槻は胴廻し回転蹴りや踵落としで逆転を狙うもモハメドがインローキックを返し終盤に数度背中から転倒。パワーの差は否めず判定5-0でモハメドがグランドチャンピオンに輝いた。
 女子グランドチャンピオンは新極真会のAmanda Comelliが制した。

健闘を称え合うモハメドと若槻

 若槻は試合後、選手としての活動はこの大会を最後にするとし、今後については「自分が選手として培ってきたスキルを生かし、強さ、あきらめない心、チャレンジスピリットを持った選手を育てていきたいです」とコメントした。

<優勝者>

▼男子軽量級
GOLD- Masataka Wakatsuki (正援塾)
▼男子軽重量級
GOLD-Jacob Comelli (新極真会)
▼男子重量級
GOLD-Mohammad Rezaie (極真松島派)
▼男子グランドチャンピオン
Mohammad Rezaie (極真松島派)
▼女子グランドチャンピオン
Amanda ComelliAmanda (新極真会)

・若槻昌高氏が指導する正援塾 (イーファイト道場ジムナビ) 
 

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