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【Krush】接戦制した新王者・中澤に左右田が挑戦状

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2017/04/02(日)UP

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終始落ち着いた様子で的確に攻撃を当てていった西京(右)が殊勲の勝利

▼第5試合 Krush -58kg Fight 3分3R延長1R
○西京春馬(KREST/K-1甲子園2015 -55kg王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、29-28
●エリアス・マムーディ(フランス/K-1 WORLD GP 2016初代フェザー級王座決定トーナメント第3位)

 昨年11月に開催された『K-1 WORLD GP 2016初代フェザー級王座決定トーナメント』で準決勝まで進出したマムーディがKrushに初参戦。

 そのマムーディと対戦するのは、K-1甲子園2015で-55kg王者となった西京。両者は2016年3月のKrushで“高校生対決”として対戦が組まれたが、マムーディの負傷欠場により試合が中止になったという因縁がある。

 1R、いきなりフルスイングの打ち合いが始まり、場内はどよめく。その後はマムーディが長い手足を生かした距離でのパンチと蹴りを放ち、西京は左ローを的確にヒットさせていった。

 2R、ダイナミックな攻撃を繰り出すマムーディに対し、西京はボディ攻めで対抗。派手な攻撃のマムーディだが西京はよく見てかわし、攻撃を返す。l

 3R、荒々しい攻撃を繰り出すマムーディに、西京も懐に入ってのパンチを当てていく。顔面とボディへの打ち分け、そしてローと淡々と攻撃をヒットさせる西京。終盤には左右フックもクリーンヒットさせ、K-1ファイターから勝利をもぎ取った。


レオナ(右)がダウンを奪って決勝進出を果たした

▼第4試合 第5代Krush -60kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○レオナ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/2016年英雄伝説アジア -60kg級トーナメント優勝)
判定3-0 ※29-27、29-27、30-27
●朝久泰央(朝久道場)
※レオナが決勝戦へ進出。

 優勝候補と目されている強打者レオナと、19歳の新鋭・朝久がトーナメント準決勝を争った。

 1R、多彩な蹴り技を繰り出す朝久にレオナはジャブで対抗。レオナの右の打ち終わりを狙っていた朝久だが、その右フックをもらってグラつき、続く連打でダウンを奪われる。

 2R、前に出る朝久にステップを踏んで迎え撃つレオナ。朝久は独特の速く大きく回す右フックを繰り出すが、レオナは回転の速い左右を的確に当てていく。何度も打ち合いが見られた。

 3R、このラウンドも何度も打ち合いが見られ、レオナのショートの右が朝久を的確に捉える。レオナの右アッパー、ラウンド終盤には右フックで朝久がグラつく場面があり、レオナが決勝進出を果たした。

 これにより、トーナメント決勝戦はレオナvs安保となった。

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