TOP > 試合結果 一覧

【UFC】コーミエが一本勝ちでV2、敗れたジョンソンは涙の引退表明

フォロー 友だち追加
2017/04/09(日)UP

▼女子ストロー級 5分3R
○シンシア・カルビーヨ(アメリカ)
一本 3R 3分45秒 ※リアネイキッドチョーク
●パール・ゴンザレス(アメリカ)

 女子ストロー級の新星として注目を集める25歳のカルビーヨ。昨年8月のプロデビューから3戦全勝(2TKO)で今年3月にUFC初参戦を果たすと、アマンダ・クーパーに1Rで一本勝ちを収めた。今回は中1カ月での連続参戦となる。

 対するゴンザレスはUFC初参戦となる30歳。2012年のプロデビュー戦でこそ黒星を喫しているが以降は6連勝。このうち一本勝ちが4回、TKO勝ちが1回という内容だ。

 1R、カルビーヨはリングを回りながら次々とパンチを飛ばす。ガードを上げてじっくり様子を覗っていたゴンザレスはタックルを仕掛けるが、カルビーヨはケージを背に堪えると鋭い顔面ヒザ蹴り。フロントチョークも狙う。ゴンザレスは粘ってテイクダウンに成功するが、カルビーヨはすかさず下から三角絞め。ゴンザレスはラウンド終了のブザーに救われる。

 2R、ゴンザレスがテイクダウンからマウントを奪うが、カルビーヨは下からのシザースですぐに脱出。下になったゴンザレスは腕を捕えるが、カルビーヨはこれを抜くとバックを奪ってチョークを狙う。ゴンザレスはカルビーヨの腕をつかみ、懸命のディフェンスで凌ぎ切った。

 3R、劣勢のゴンザレスは前に出てパンチから強烈な右ロー。運動量が落ちたカルビーヨは右カウンターを被弾する場面も見られたが、パンチに合わせて巧みにテイクダウンを決めてマウント奪取。ゴンザレスが背を向けるとバックからチョークスリーパー。粘るゴンザレスからタップを奪った。

 カルビーヨが2試合連続の一本勝ち。プロデビューから無傷の5連勝となった。


 

▼ウェルター級 5分3R
○チアゴ・アウベス(ブラジル)
判定3-0 ※三者とも30-27
●パトリック・コーテ(カナダ)

 1R、コーテのローに鋭いワンツーを返すアウベス。パンチの交換からコーテを首相撲に捕えてヒザ蹴り 強力な右のオーバーハンドを振るう。コーテの左ミドルにアウベスは左フック、コーテは後方へ倒れる。上からパンチを連打したところでラウンド終了。

 2R、アウベスはケージを背負わせてパンチ連打を叩き込むが、コーテも負けじと打ち返す。アウベスはリングを回り、パンチからローへとつなぐ攻め。コーテがパンチ連打で一気に間合いを詰めたところへ、アウベスはケージを背負いながら右フック。これがクリーンヒットしてコーテは一瞬腰が崩れるが、再び構えなおしてパンチを返す。

 3R、コーテがタックルを仕掛けるも、アウベスはケージを背にデイフェンス。足を掛け返してコーテをテイクダウンする。上からパウンドでコーテの顔面は鮮血に染まる。再びスタンドの状態に戻ると、コーテはパンチで積極的にパンチを振るうもアウベスを捕えることはできなかった。アウベスが磐石の判定勝ちを収めた。

 試合後、マットにグローブを置いたコーテ。マイクを向けられると「勝とうが負けようが今回が最後だと決めていたんだ」と涙ながらに語り、現役引退を表明した。一方、アウベスは「久しぶりに自分の手が上がったね」と2015年1月以来となる勝利を喜んだ。


 

▼フェザー級 5分3R
○チャールズ・オリベイラ(ブラジル/同級9位)
一本 1R 2分30秒 ※リアネイキッドチョーク
●ウィル・ブルックス(アメリカ/元Bellatorライト級王者)

 1R、パンチからブルックスが組み付くが、足を掛けてテイクダウンしたのはオリベイラ。ケージを背に立ち上がろうとするブルックスを抱え上げてマットに叩き落すと、すかさずバックを奪ってチョークへ。ブルックスはオリベイラを背負ったまま立ち上がって堪えようとするが、あえなくタップ。オリベイラが一本勝ちを収めた。

 

フォロー 友だち追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連動画

関連記事

」をもっと見る

【関連リンク】

TOP > 試合結果 一覧