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【J-NETWORK】RISEの村越がJ-NET王者を破り復活

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2017/05/05(金)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

得意の蹴りを放っていく村越(右)。那須川天心に敗れて以来の復帰戦を勝利で飾った

J-NETWORK
「J-KICK 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~2nd」
2017年5月5日(金・祝)東京・後楽園ホール

▼第13試合 57kg契約 3分3R ※ヒジあり
〇村越優汰(湘南格闘クラブ/元RISEバンタム級王者)
判定3-0 ※三者とも30-29
●伊仙町典久(いせんちょう・のりひさ/BLA-FREY/J-NETWORKスーパーバンタム級王者)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 J-NETWORKスーパーバンタム級王者・伊仙町が、元RISEバンタム級王者・村越を迎え撃った。

 伊仙町は2013年にRISEの新人王トーナメント「RISING ROOKIES CUP」バンタム級で準優勝した実績を持つ。J-NETには2016年7月から参戦し、2連勝で今年2月のタイトルマッチに臨み、三冠王・渡辺優太を右アッパーでKOして王座に就いた。

 対する村越は2014年7月にRISEバンタム級王座に就き、必殺の三日月蹴りを武器に9連勝をあげてRISE軽量級のエースとして君臨していたが、2015年5月の初防衛戦で那須川天心に敗れ王座から転落。2016年9月、那須川と再戦するも判定で敗れて王座奪回はならなかった。今回は那須川戦以来の復帰戦、そして約5年ぶりのJ-NET参戦となる。

 1R、村越は左ロー中心の攻め。伊仙町もローを蹴り、組んでのヒザ蹴りに持ち込む。伊仙町は村越の蹴り足をキャッチするが、村越はサイドキックのように伊仙町を蹴り飛ばし、後方へ1回転させた。

 2R、伊仙町は村越の左ミドルにパンチを合わせにいく。村越は左ローと左ミドルを蹴りつつ左フックを狙う。村越はつかまないヒザ蹴り、伊仙町は首相撲からのヒザ蹴りを突き刺す。村越の右ジャブで伊仙町はのけ反る。

 3R、村越のバックハンドブローで一瞬グラついた伊仙町だが、首相撲からのヒザ蹴りで挽回。その後も首相撲に持ち込んで村越をコカし、スタミナを奪っていく。伊仙町のヒジ打ちに村越もヒジ打ちで対抗する場面も見られ、試合終了。村越が判定3-0で復帰戦を勝利で飾った。

 村越はマイクを持つと、「今回復帰戦で初の(ヒジ打ちあり)ルールということもあって不安もありました。もっとインパクトあるKOがしたかったんですが判定勝ちになってすいません。那須川選手とかが上にいますが、自分はこれから必ず這い上がります。挑戦させてくれるならJ-NETのベルトが欲しいです」と、再び上を目指していくとアピール。

 控室でのインタビューでは、「久しぶりの試合で緊張してしまい、自分の動きが出せなかった。やはりヒジが怖くて首相撲で動きが固まってしまいました。三日月蹴りは相手がサウスポーだったのと、警戒されていたのでやりづらかったですね」と試合を振り返る。

 今後については「フェザー級が調子がいいので階級を上げて2階級制覇を狙っていこうかな」と階級を上げると言い、那須川との3度目の対決については「向こうが上にいればそこを目指すしかない。這い上がっていけば、いずれは」と打倒・那須川を諦めてはいないと語った。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 


パンチとヒジ、そしてローキックで攻めていった健太(左)が完勝した

▼第12試合 67kg契約 3分3R ※ヒジあり
〇健太(NJKF/E.S.G/WBCムエタイ日本ウェルター級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●森本一陽(レグルス池袋/Bigbangスーパーウェルター級王者)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

 健太が2006年7月以来、約11年ぶりのJ-NET参戦。4月1日の『KNOCK OUT』では、ジャオウェハーと対戦し、圧倒的に試合を有利に進めながらもヒジ打ちによる逆転TKO負け。今回、早くも再起戦に挑む。

 対する森本はアメフト仕込みの突進力と頑丈さを武器に相手を押し潰すブルファイターで、元J-NETWORKスーパーウェルター級王者。2015年9月にはBigbangスーパーウェルター級王者に輝き、昨年12月にはK-1の小鉄を左右フック連打で流血させ初防衛に成功している。

 1R、森本は勢いよくパンチと蹴りを放っていき、健太はローを蹴りつつ右ストレート、右ヒジを繰り出すが深追いはしない。

 2R、健太は森本の攻撃をブロックしてはロー、ミドルを返していき、じわじわとダメージを与えていく。森本も強いパンチを出すが、健太の圧力に押され気味。

 3R、下がる森本を健太が右フック、左右のヒジで追っていき、たびたびロープやコーナー際に追い込むが森本はパンチを出して脱出する。詰め切ることが出来なかった健太だが、判定で完勝した。

 健太はマイクを持つと「11年ぶりにJ-NETのリングに上がりました。今日は子供の日なのでこの言葉を覚えて帰ってください。せっかく用意していただいたリングなのに不甲斐ない試合をしてしまった。恩を仇で返すとはこのことです」と自虐的なコメントを残してリングを降りた。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
●次ページ:松﨑公則vs鳩のタイトルマッチ

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