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【KHAOS】Krush王座戦を前に軍司が黒星、龍矢がK-1甲子園の雪辱果たす

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2017/05/13(土)UP

ヒザ蹴りをボディに突き刺す佐野(右)

▼セミファイナル・第5試合 -58kg Fight 3分3R・延長1R
○佐野天馬(19=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 ※28-26、28-26、28-25
●里見柚己(19=K-1 GYM YOKOHAMA TEAM TORNADO)、

 キャリア16戦の佐野は、これまでに石田圭祐、武居由樹、戸邊隆馬ら強豪を破ったことがある実力者。しかし、2月の第5代Krush -60kg王座決定トーナメント準々決勝では朝久泰央に敗れており、今回が再起戦となる。相手はキャリア11戦の里見だ。

 1R、サウスポーの里見が細かく右のサイドキックを放つと、佐野は右のミドルとローを返す。お互いに相手の蹴りに合わせてパンチで顔面を狙うが、佐野は里見のパンチに合わせて鋭いヒザ蹴りも突き刺す。

 2R、右のミドル、三日月蹴り、ヒザ蹴りで圧力を強める佐野。ボディが効いた様子の里見をコーナーへと追い込むと、一気に左右ボディブローを連打。里見はその場にしゃがみ込み、ダウンが告げられる。

 試合再開からさらに畳み掛ける佐野。再び里見をコーナへと追い込み、ボディブロー、ミドル、ヒザ蹴りを浴びせてダウンを追加。何とか立ち上がった里見を連打で仕留めにかかる。しかし、里見はガードを固めてこれを堪えると、至近距離からノーモーションの左ストレート。ダウンを奪い返してピンチを潜り抜けたところでラウンド終了を迎える。

 3R、逆転を狙う里見は細かい右ジャブ連打から鋭い左ストレート。ニヤリと笑みも浮かべる。しかし、落ち着いた様子の佐野。再びヒザ蹴りをボディに効かせて主導権を奪い、最後まで優勢に試合を進めた。

 1度ダウンを返されたものの、佐野が終始圧倒するかたちで判定勝ち。再起戦を勝利で飾った。なお、この試合は今大会のベストバウト賞を獲得している。 


兄の春馬(左)と弟の佑馬(右)による西京兄弟エキシビションマッチが行われた。試合後にはK-1公式サポーターの関根勤がリングに登場し、2人に言葉を掛けた

▼KHAOS TEENS エキシビションマッチ
-西京春馬(19=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
勝敗なし
-西京佑馬(16=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

 兄弟でK-1王者にまで上り詰めた卜部兄弟(兄・弘嵩&弟・功也)に続けるか。Kのリングの次世代を担う兄弟ファイターとして期待される西京兄弟が、KHAOSのリングでエキシビションマッチを行った。

 共にK-1甲子園王者に輝いた実績を持つ西京兄弟。兄の春馬はKrushを中心に活躍し、6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催されるK-1大会で、Krush -58kg王者・小澤海斗との対戦が決まっている。

 一方、弟の佑馬は4月のK-1大会のプレリミナリーファイトでプロデビュー。1R2分48秒でKO勝ちを収めた。兄弟喧嘩では負けることが多かったという佑馬は、事前会見で「今回くらいしか倒せる機会はない」と冗談混じりに話していたが、勝負の行方やいかに。

 開始のゴングと同時に、春馬が先制のミドル。佑馬もすぐにミドルを返す。春馬は左右ローから距離を詰めてパンチも浴びせ、積極的に仕掛ける。しかし、佑馬も春馬がハイを空振りさせたところへ、ここぞとばかりに強烈なローを叩き込み、兄を苦笑いさせた。

 試合後には笑顔で握手を交わした両者。K-1公式サポーターの関根勤がリングに登場し、「お兄ちゃんの方は負けられないという気合いが出てたね(笑)」と声を掛けた。それを受けて、春馬は「いつも通りのつもりでやりましたが、つい強く行ってしまいました」と返し、佑馬も「強かったです」と兄の強さを認めた。

 両者は6月18日のK-1大会にそろって参戦が決定しており、プロのリングに初めて兄弟そろい踏みとなる。佑馬の対戦相手は後日発表となる。


 

▼第3試合 -55kg Fight 3分3R・延長1R
○石塚宏人(18=ドージョー☆シャカリキ)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-27
●龍斗(19=K-1 GYM YOKOHAMA TEAM TORNADO)

▼第2試合 -55kg Fight 3分3R
○REITO BRAVELY(BRAVELY GYM)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-29
●森坂 陸(19=エスジム)

▼第1試合 -65kg Fight 3分3R
瑠久(るうく/18=K-1 GYM YOKOHAMA TEAM TORNADO)※プロデビュー戦
KO 3R 2分08秒 ※右ストレート
NATSUKI(RICEGAT)

▼プレリミナリーファイト第2試合 -55kg Fight 3分3R
林 勇汰(18=K-1 GYM SAGAMI-ONO KRES)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
翔太郎(19=朝久道場)

▼プレリミナリーファイト第1試合 -58kg Fight 3分3R
△中澤良介(16=TRY HARD GYM)
判定1-0 ※28-27、28-28、28-28
△泰輝(16=AKB道場)

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