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【JFKO】白蓮会館が2階級制覇、元ムエタイ王者・秋元は悲願の初優勝

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2017/05/14(日)UP

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独特の重い下段回し蹴りを駆使し、森田(右)が優勝を勝ち取った

▼男子軽重量級決勝
〇森田奈男樹(宮本道場)
判定5-0
●泉 魁斗(極真会館浜井派)

 森田は突きと下段回し蹴り中心の組手で派手さはないが、一発一発が強いインパクトを感じさせる。その下段回し蹴りを左右ともほとんど空振りや無駄打ちをすることなくヒットさせていく。突きも強い。対する泉も下段を蹴りながら突きで応戦するが、森田とは回転力で差が出る。最後は森田がボディを効かせて泉の動きが止まり、本戦判定5-0で森田が初優勝を飾った。


 

真っ向から打ち合い、蹴り合った両者に場内から大声援が沸き起こった

▼男子重量級決勝
〇山口翔大(白蓮会館)
延長2回 判定3-2
●亀山 真(新極真会福岡支部)

 両者とも気合いの入った表情で突きを打ち合い、下段を蹴り合うが、山口の後ろ蹴りからの内股蹴りが急所に入ってしまい、試合は中断。再開後、突きの打ち合いになると今度は亀山の突きが山口の顔面に入ってしまい、またも中断となる。

 荒れ模様の試合は本戦判定0-0で延長戦へ突入し、ここでも下段回し蹴りの応酬。

 しかし、山口の右上段回し蹴りがかすめた直後、亀山の突きが顔面に当たってしまい山口はダウン。山口の回復に長い中断を要し、試合は再開。

 またも打ち合いとなり、今度は山口の突きが顔面に当たってしまったが、亀山はすぐに立ち上がって試合続行をアピールする。

 気迫の打ち合いは亀山に旗が1本上がるも引き分け。最終延長戦へ突入し、両者はなおも打ち合う。山口は気迫の突き連打、亀山は突きと右下段回し蹴りの連打で応戦。場内が大いに盛り上がるなか、熱闘は終了。判定は3-2と割れ、僅差で山口が初優勝をつかみとった。

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