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【RISE】那須川天心、わずか1分12秒でKO防衛

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2017/05/20(土)UP

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ヤン(右)のヒザ蹴りにカウンターの右フックを打つ清水(左)

▼第8試合 SuperFight! ヘビー級 3分3R延長1R
〇清水賢吾(極真会館/RISEヘビー級王者、SB日本ヘビー級王者)
KO 3R 14秒 ※右フック
●ヤン・ジェグン(韓国/2016KMK -80kgトーナメント王者)

 清水は昨年3月の『RISE 110』でルイス・モライスと対戦し、延長Rまで及ぶ死闘を制したものの、その代償は大きく眼窩底骨折の怪我を負い長期戦線離脱を余儀なくされた。今回は1年2カ月ぶりの復帰戦を、13勝2敗の戦績を持つ韓国ヘビー級の新鋭ヤンと対戦する。

 1R、ヤンは勢いよく前進してパンチ、ミドル、ヒザ蹴りと積極的に攻め込み、清水は左ボディブローで応戦。ヒザ蹴りを多用するヤンの手数に清水は守る場面が多かったが、三日月蹴りを決めるとヤンは失速。さらにボディを攻めていく清水。

 2Rになると息を吹き返したヤンがやはり前へ出てパンチ、ヒザ、ローキックと手数を出す。清水はロープ際に詰まる場面が多いが、左フックをしっかり当てていく。さらに三日月蹴り、パンチ、ローのコンビネーションを決めた。

 3Rが始まってすぐ、清水は左フック、ローからの右フック。この一発でヤンをKOしてみせた。敗れるも積極的に攻撃して挑んでいったヤンにも場内から大きな拍手が起こった。

 清水はマイクを持つと「RISEファンの皆様、お久しぶりです。1年2カ月ぶりの試合でしたが、強くなっている自信があって本当は1Rで倒したかったんですがヤン選手の気持ちの強さになかなか倒せませんでした。KOで早く終わったので、私事ですが昨年、2人目の女の子が生まれました。ぜひリングに上げていいでしょうか」と、愛娘をリングに上げて記念撮影に収まった。

 試合後のインタビューでは、「ふわふわしていてしっくりこなかったですね。1Rで倒せなかった時点で、感覚をと取り戻すために長くやりたかったので2Rは様子を見て、3Rはこれはまずいと思って倒しに行きました」との試合の組み立てを明かす。

「実力的には復帰前よりも上がっているので以前と比べて120%なんですが、試合勘が取り戻せてなかったので今日は50%くらいしか出せなかった」と言い、「もう今年で34歳なので、突っ走って世界と名の付くタイトルを目指していきたい」と語った。


1Rは左フックを中心に圧倒した優吾(右)だったが、失速して知花(左)の減点で勝ちを拾った

▼第7試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
〇優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/RISEバンタム級4位)
判定3-0 ※28-27、28-27、28-26
●知花デビット(エイワスポーツジム/WMC日本バンタム級王者)

 優吾は3月大会でシュートボクシングの剛腕ホープ植山征紀をKOし、2連続KO勝利中の20歳。RISEの中では打倒・那須川天心の一番手として注目されている。今回は現WMC日本王者、元WBCムエタイ日本&イノベーション王者の知花を迎え撃った。

 1R、知花のミドルキックに必ずローを返す優吾。左フックを中心にアグレッシブにパンチを当てていく当て感の良さを発揮してペースを握る。

 2R、優吾のパンチに苦戦する知花はホールディングを繰り返してしまい、減点1。左右フックを繰り出す知花を優吾は左インローで崩し、終盤には左ボディを連打。しかし、優吾は徐々に失速し、知花の左右フック&ローをもらう場面も。

 3Rが始まってすぐ、知花の左フックが優吾の出鼻を捉え、ダウンを奪う。逆襲に転じた知花だが、ホールディングから首投げをするような動きを見せてしまったため、痛い2度目の減点。倒しに行く知花に優吾は左フックとボディブローで応戦。知花の減点2が響き、優吾が判定勝ちした。

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