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【ZONE】藤原あらしが18年越し二階級制覇

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2017/05/21(日)UP

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藤原(右)のヒジ打ちがさく裂、RAIDEN(左)を試合続行不能に追い込んだ

ZONEインターナショナル
「ZONE 6 “The Vengeance”」
2017年5月21日(日)東京タワーメディアセンター5F スタジオアース

▼第7試合 全日本スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R
〇藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/元・全日本バンタム級王者)
TKO 4R終了時 ※棄権
●RAIDEN(契明ジム/イサーン・フライ級王者)
※藤原が新王座に就く。

 藤原は2004年11月に全日本キックボクシング連盟で全日本バンタム級王座を獲得し、2009年6月に同連盟が消滅するまで保持していた。今回は復活した全日本タイトルで18年越しの二階級制覇を目指す。

 藤原が放つサウスポーからのローとミドルを、RAIDENは左に回って威力を殺していく。先手で左の蹴りを放っていく藤原に対し、RAIDENは右ヒジ、右アッパーといったカウンターを狙い(2R)、3Rからは右ミドルを返して対抗する。

 キャリアと実績で勝る藤原に五分の展開を見せたRAIDENだが、4R、藤原は首相撲で振り回してからヒジを当て、技ありのダウンを奪取。立ち上がったRAIDENを再び首相撲でとらえ、やはり横に振ってからのヒジで2度目のダウンを与え、パンチのラッシュでKOを迫る中、終了のゴングが鳴る。

 最終5Rの開始が待たれたが、RAIDEN陣営がダメージから棄権の意思表示をし、藤原がかつて保持したバンタム級に次ぐ全日本スーパーバンタム級のベルトを腰にした。


5kg重いダリ(左)に挑んだ金子(右)だが、パワーの前に沈んだ

▼第5試合 MTBF認定ZONEラウェイルール無差別級戦 3分5R
〇ルクク・ダリ(コンゴ/TRI.H studio)
TKO 2R 2分37秒 ※4度のダウン
●金子大輝(Thut Ti Myanmar Lethwei Club/リバーサルジム川口)

 昨年7月の『巌流島』で“ラウェイ最強戦士”トゥントゥンミンを倒したダリに対し、ラウェイの威信を懸け金子(ミャンマーのラウェイチームに所属)がリベンジを挑む形となった。

 ダリは柔道出身でアフリカ・ジュニア王者になったこともある。2011年3月にMMA(総合格闘技)に転向し、全日本パンクラスゲートオープントーナメント(アマチュア大会)、DEEPフューチャーキングトーナメント2013準優勝などの実績がある。

 ダリは75.5kg、金子は70.5kgの5kg差で試合に臨み、金子はパワーと体格の差による圧力を避けるためフットワークを駆使して攻める。しかしダリは1R中盤から間合いを詰め、金子をプッシングで突き飛ばしてスリップダウンさせ、さらに片手クリンチからパンチと頭突きを見舞って金子の顔を変形させる。

 金子は離れた間合いに戻して三日月蹴りを突き刺し効かせるが、それ以降は攻め切れず初回を終える。

 2R開始早々、ダリは跳びヒザで打って出てそこからパンチの連打で金子をダウンさせる。

 金子は顔にカットが見られドクターチェックの後で試合再開となるが、ダリは柔道とMMA(総合格闘技)で培ったパワーを活かし、首相撲からのヒザ、さらに組みからの頭突きで2度のダウンを追加する。

 金子は遮二無二パンチを振るって逆転を狙うが、組んで押さえたダリはそこから顔面にヒザ蹴り、4度目のダウンを奪ってフィニッシュした(ZONEラウェイルールは4度のダウンで決着となる)。


 

▼第6試合 MTBF認定ZONEラウェイルール 72.0kg契約 3分5R
〇ソーゴームドー(ミャンマー)
TKO 1R 2分44秒
●ウィーラワット・シッカンパル(タイ/センチャイムエタイジム)

▼第4試合 ZONEラウェイルール無差別級戦 3分3R
〇清水和磨(大道塾 M2/2004年空道全日本超重量級優勝)
TKO 3R 55秒 ※4度のダウン
●中川達彦(花鳥風月)

▼第3試合 ヘビー級 キックボクシングルール 3分3R
〇羽場 悟(LA・Gym・Japan)
判定3-0 ※三者とも30-27
●コーデル・ジョージ(アメリカ)

▼第2試合 ZONEキックボクシングルール ※ヒジ無し 2分3R
〇百花(魁塾)
判定2-0 ※29-28、29-29、29-28
●真奈長(真樹ジム オキナワ)

▼第1試合 ZONEキックボクシングルール ※ヒジ無し
〇旭野 穂(ゴールデングローブ)
TKO 3R 2分18秒
●上條啓士朗(ミライユジム)

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