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【ラウェイ】浜本がKO勝ち、日本男子勢に初勝利をもたらす

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2017/06/17(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

レダック(右)のヒザ蹴りが顎に直撃し、ニルムコーン(左)は崩れ落ちた


▼メインイベント・第7試合 80kg契約 3分5R ※判定なし
○デーブ・レダック(カナダ)
KO 2R 2分23秒 ※ヒザ蹴り
●ニルムコーン・スッサコーンジム(タイ)

糸の切れた操り人形のように崩れ落ちるニルムコーン(左)

 レダックは昨年12月11日に“ラウェイの英雄”と呼ばれるトゥン・トゥン・ミンにKO勝利し、ミャンマーラウェイ無差別級世界王者に輝いたムエタイ戦士だ。

 対するニルムコーンもムエタイ選手として活躍する22歳。これまでに85戦62勝20敗3敗のムエタイ戦績を収め、その端正な顔立ちから母国タイではイケメンファイターとして女性ファンから人気を集めているという。

レダックはベルトを掛けられ満面の笑み

 1R、開始早々からレダックがパンチとヒジ打ちの連打で仕掛けると、ニルムコーンも鋭い縦ヒジを返して応戦。いったん離れると、レダックが長いリーチを駆使しながら蹴りを散らし、一気にパンチとヒジで攻め込む。

 接近戦になるとニルムコーンもヒジ打ちカウンターを狙う。しかし、レダックは首相撲からのヒザ蹴りと頭突きも効かせ、直後に右ミドルから続けざまに左ストレートをクリーンヒット。ニルムコーンがダウンすると、セコンドがタイムを要求する。

 インターバルから試合再開後、巻き返したいニルムコーンは至近距離からバックスピンエルボー強襲でレダックの顔面を狙う。

 2R、レダックは前蹴りからパンチとヒジ打ちにつなげる攻め。接近戦からニルムコーンにロープを背負わせると、強烈なヒザ蹴りでアゴを打ち抜きダウンを奪取。ニルムコーンは起き上がることができず、レダックのKO勝ちとなった。


タプイン(右)の頭突きを正面からもらい、ダウンした蓮實(左)

▼セミファイナル・第6試合 65kg契約 3分5R ※判定なし ○ター・テ・タプイン(ミャンマー) TKO 3R 2分28秒 ※パンチ連打 ●蓮實 光(パラエストラ栃木)

 両者は4月の後楽園ホール大会で対戦。MMAファイターである蓮實はラウェイ初挑戦であったが、無敗記録更新中という好調のタプインに2R・TKO負けを喫した。今回、リベンジに燃える蓮實の直訴を受けて、中2カ月で再戦を迎えることとなった。

 1R開始のゴングと同時に蓮實が左右ボディフックをラッシュ。さらに背後からタプインを抱え上げてマットに落とす。いきなり仕掛けられたタプインは笑みを浮かべる。

試合中、スイッチの入ったタプインは蓮實を見下ろし雄叫びを上げる

 蓮實はパンチから組み付くと、上背で勝るタプインは背中に向けてヒジを落とす。離れてもタプインは長いリーチから左右ハイと変則的なサイドキックで蓮實を攻め込む。蓮實は終盤にパンチを放とうと頭を下げたところへ、鋭いヒザ蹴りを被弾。左のこめかみ付近から出血する。

 2R、蓮實がパンチで飛び込んで来ると、タプインは左右フックを振り落とす。離れると左右ロー&ミドルを叩き込み、押し込む展開が続く。

蓮實(右)はボディーブローで反撃する場面も

 3R、パンチで押し込まれた蓮實は、組み付いてテイクダウンする攻めでタプインのペースを乱しに行く。しかし、両者が見合ったところへ、タプインは突進するように渾身の頭突き。蓮實は後方へ吹っ飛びダウン。蓮實のセコンドがタイムを要求する。

 2分間のインターバルから試合再開後、パンチの猛ラッシュで打ち合う両者。しかし、タプインが右フックでダウンを奪い、さらにパンチで畳み掛けてダウンを追加。ルールにより3度のダウンを奪ったタプインがTKO勝ちで蓮實を返り討ちに。日本大会4連勝を飾った。

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