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【UFC】石原夜叉坊が2連敗、メイナードが完封勝利

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2017/07/08(土)UP

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得意の打撃で攻めようとした石原(右)だが、メイナード(左)は徹底してテイクダウンを奪いに来た

「ジ・アルティメット・ファイター・リデンプションフィナーレ」
2017年7月7日(金・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス
T-Mobileアリーナ

▼フェザー級 5分3R
〇グレイ・メイナード(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-26
●石原”夜叉坊”暉仁(いしはら・やしゃぼう・てると/Team Alphamale Japan)

 石原はUFC選手育成番組『ROAD TO UFC JAPAN』での活躍を機にUFCと選手契約を結び、2016年3月にUFCへ本格参戦。2試合連続KO勝ちと波に乗っていたが、11月の『UFC Fight Night』でアルテム・ロボフに判定負け。初黒星を喫した。今回は約8カ月ぶりの再起戦となる。

 メイナードは2007年6月からUFCに参戦し、2011年1月には当時のUFCライト級王者フランク・エドガーに挑戦。この試合は引き分けとなり、2011年10月の再挑戦ではKO負け。プロ13戦目にして初黒星を喫した。この試合から一気に調子を落とし、ここ数年は7戦して2勝5敗となっている。

 1R、メイナードのタックルにヒザ蹴りを合わせた石原だが、そのままテイクダウンを奪われる。立ち上がって打撃を放つ石原をしつこく寝かせるメイナード。肩固めを狙うがこれは石原が防いだ。終盤にはバックを奪ったメイナードが顔面へパンチを入れる。

 2Rもメイナードが開始20秒でテイクダウンを奪う。立ち上がろうとする石原の両足を抱え、高々と持ち上げて再びテイクダウン。その後もメイナードが立とうとする石原を阻止する展開が続く。

 3Rが始まってすぐにメイナードがテイクダウン。さらにアームロック、フロントチョークを仕掛ける。防戦一方の石原にヒジを打ち込むメイナード。試合終了のホーンが鳴ると、メイナードは両手を上げて勝利をアピール。徹底したテイクダウン&寝技でのコントロールで石原に何もさせず判定勝ちを収めた。石原はこれで2連敗となった。

PHOTOS By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images 

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壮絶な打撃戦を制したのはゲイジー(左)。これで無敗の18連勝

▼メインイベント ライト級 5分5R
〇ジャスティン・ゲイジー(アメリカ)
TKO 2R 4分48秒 ※レフェリーストップ
●マイケル・ジョンソン(アメリカ/UFCライト級5位)

 開始直後からベテランのジョンソンがスピードを生かしたパンチを放てば、ゲイジーも的確な豪腕パンチで応戦するなど激しい打撃戦が繰り広げられる。1R終盤にジョンソンの強打をまともに食らったゲイジーの動きが鈍り、ジョンソンが一気に攻めたが、KOチャンスを逃した。

 どちらもすでに1Rで相当の体力を消耗して迎えた2R、中盤を過ぎるとジョンソンの足が止まり始め、同様に疲れを見せていたゲイジーだが形勢逆転。互いにヒザが震え、パンチにも力が入らないという疲労困憊の中、なんとジョンソンが精根尽き果てオクタゴンに横たわるシーンも。

 最後はゲイジーが飛びヒザ蹴りからのパンチとヒザ蹴りのコンビネーションでジョンソンを攻め込み、レフェリーストップによるTKO勝利をもぎ取った。ゲイジーは疲れからか、ケージ(リングを囲む金網)に登ろうとするも2度落下。3度目でやっと登り、勝利のバック宙を決めてみせた。

 早くも年間最高試合の呼び声も高い今回の一戦は、2人合わせて実に196回の打撃が飛び交い、そのほとんどが有効打。UFC史上最大級の衝撃デビューを遂げたゲイジーは、無敗のまま勝ち星を18に増やした。

●次ページ:TUF25の決勝戦

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