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【パンクラス】仙三、マモルに完封勝利し新王者に

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2017/08/20(日)UP

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パンクラス
「PANCRASE289」
2017年8月20日(日)東京・ディファ有明
観衆=2,468人(超満員札止め)

マモル(右)を打撃で圧倒し新王者に輝いた仙三(左)

▼第14試合 メインイベント フライ級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ 5分5R
○仙三(FREEDOM@OZ/同級1位/挑戦者)
判定3-0 ※三者とも50-45
●マモル(シューティングジム横浜/フライ級キング・オブ・パンクラシスト)
※仙三が第5代王者に、マモルが初防衛に失敗

 3月大会で第3代王者・神酒龍一に挑戦し接戦の末に判定勝ち、新王者に輝いたマモルが初防衛戦を迎えた。挑戦者の仙三はプロボクシング8戦8勝でMMAに転向し、戦績は11勝6敗1分。両者は昨年4月に対戦し、マモルが判定2-1で勝利している。

 1R、トリッキーなフットワークから伸びのある左ジャブ、右ストレートで主導権を握る仙三。マモルはムエタイスタイルの構えで前に出るが、ジャブをもらいペースを掴めない。

 仙三が左フックでダウンを奪うと、マモルは組み付いて追撃を許さず。仙三は左フックでダウンを奪いリード。

 2R、両手を上げる構えからの左ジャブなど余裕の動きを見せる仙三に、マモルは左ミドルから組み付くが突き放されてしまう。3R、さらにプレッシャーを強めるマモルは被弾しながらもタックルを仕掛けるが、仙三はすぐに突き放しスタンドの展開に戻す。

 4Rには、仙三がパンチのラッシュを仕掛け、マモルは劣勢のまま。最終ラウンド、マモルは逆転を狙い、組み付いての離れ際にはヒジを見舞うが仙三もこれを見切りヒットを許さない。変わらず左ジャブ、右ストレートを当て、最後までマモルを追い込み終了。仙三がフルマークの判定で新王者に輝いた。


僅差の判定勝ちを収めた室伏(上)

▼第13試合 セミファイナル ストロー級次期挑戦者決定戦 5分3R
○室伏シンヤ(SUBMIT MMA/同級1位、元修斗世界フライ級王者)
判定2-1 ※30-27、28-29、29-28
●小塚誠司(FREEDOM@OZ/同級3位)

 2015年11月にパンクラスに初参戦した室伏は、初陣を勝利で飾ったが、続く昨年3月の試合でストロー級7位の北方大地に判定負け。しかし昨年9月、パンクラス・フライ級5位のリルデシ・リマ・ディアスに見事一本勝ち、今回のチャンスを手にした。対する小塚は昨年10月、パンクラスで長年活躍する江泉卓哉を1R25秒、左フックで秒殺KO。さらに12月には2016年ネオブラッドトーナメント・ストロー級優勝者の児玉勇也に2RでTKO勝利し、現在2連勝中。

 1R、序盤に室伏がバッグに付いてスリーパー狙い。お互いにスタンドでは五分の打ち合いを見せ、室伏のタックルを潰した小塚がバックマウントからチョーク狙い。2R、積極的にタックルを仕掛ける室伏。テイクダウンを許さない小塚がスタンドで若干優勢か。終盤には室伏の顔面へのヒザで小塚は額をカット。このラウンドはジャッジ2名が小塚を支持する。

 3R、小塚は流血が激しくドクターチェック。室伏が右ストレート、小塚はタックル狙い。室伏をテイクダウンしサイドを奪いこつこつパウンドも攻めあぐねる。スタンドでは、室伏が右ストレートをヒットさせ、テイクダウンに成功し盛り返す。室伏優勢のまま試合終了。僅差の判定で勝利した室伏が砂辺が保持する王座挑戦権を獲得した。

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