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【ONE】関根“シュレック”秀樹、11秒KO負け

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2017/09/16(土)UP

ONE Championship
「ONE:TOTAL VICTORY」
2017年9月16日(土・現地時間)インドネシア ジャカルタ・コンベンション・センター

組み付こうとする関根(右)の顔面をフックで狙うンガラニ(左)

▼第5試合 ヘビー級 5分3R
○アラン・ンガラニ(42=カメルーン)
KO 1R 11秒
●関根“シュレック”秀樹(44=ブルテリア・ボンサイ)

 シンガポールを拠点としたアジア最高峰のMMA団体「ONE Championship」(通称ONE)に、日本の関根“シュレック”秀樹が2度目の参戦。カメルーン人ファイターのアラン・ンガラニと、ヘビー級ワンマッチで激突した。

 関根は国内外のブラジリアン柔術の大会で数々の優勝経験を持ち、MMAでは主にDEEPのリングで好戦績を収めてきたファイターだ。昨年、格闘技に専念すべく、43歳にして警察官を辞職し、12月にはONE初参戦でいきなりヘビー級タイトル挑戦のチャンスを掴んだが、初回TKO負けという悔しい結果に。今回は9カ月ぶりの再起戦となる。

 対するンガラニは、ムエタイの世界タイトルを獲得した実績を持ち、キックボクシングでもマイケル・マクドナルド、カーター・ウィリアムス、ボブ・サップといった元K-1ファイターたちから勝利を上げたこともある強打者だ。

 1R開始と同時に、関根は間合いを詰めて組み付こうとするが、ンガラニはすかさず後ろに下がり離れようとする。そのままの勢いで左へ右へと追いかける関根に、ンガラニは下がりながら左フックを放つがこれはクリーンヒットせず。

 再び関根が組み付こうと頭を下げたところへ、ンガラニは狙いすました右フックで今度は完璧にアゴを打ち抜いた。ばたりと前に倒れ込んだ関根に、ンガラニが上から拳を振り落としたところで、レフェリーが試合を止めた。

 試合時間わずか11秒。2度目の参戦でONE初白星を狙った関根であったが、団体史上最速タイムでのKO負けとなった。

PHOTOS(C)ONE Chamipionship

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