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【M-ONE】ゴンナパーが潘と熱闘、V2達成

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2017/09/18(月)UP

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得意の左ミドルだけでなく右フックを見舞うゴンナパー(右)。潘(左)との熱闘を制した

ウィラサクレック・フェアテックス
「M-ONE 2017 2nd」
2017年9月18日(月・祝)東京・ディファ有明

▼第8試合 メインイベント WPMF世界スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
〇ゴンナパー・ウィラサクレック(WSRフェアテックス/WPMF世界スーパーライト級王者)
判定3-0 ※49-47、49-48、50-47
●潘 隆成(ぱん・りゅんそん/クロスポイント吉祥寺/WPMF日本スーパーライト級王者/挑戦者)
※ゴンナパーが2度目の防衛に成功。

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 K-1で活躍中のゴンナパーが10カ月ぶりにホームリングのM-ONE凱旋。潘を挑戦者に迎え、2度目のWPMF世界スーパーライト級タイトル防衛戦に臨んだ。6月にK-1王者ウェイ・ルイに挑戦するも、判定2-0で激闘の末に敗れ今回が再起戦。

 挑戦者の潘は、強靭な足腰から放つ蹴り技を武器に、レベルスを中心に活躍してきた実力者。昨年9月のWPMF日本スーパーライト級王座獲得から4勝1分けと好調であったが、今年6月のREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメント1回戦で、優勝候補と目されながらも判定負け。こちらも今回が再起戦となる。

 1R、序盤は様子を見るゴンナパーに潘はジャブと右ロー。中盤を過ぎるとゴンナパーは得意の左ミドルを蹴り始める。

 2Rになるとゴンナパーがスピードを上げ、潘のミドルをかわして強烈な左ロー、そして左ミドルとワンツーで攻勢に出る。潘は前蹴りで距離をとろうとするが、ゴンナパーの強烈な攻めが目立った。

 3R、勢いを増すゴンナパーは右フックから左ミドルのコンビネーションを多用。さらにワンツーと左ミドルで前へ出る。潘も右ストレート、ヒザ蹴りのカウンターで対抗するが、ゴンナパーのパワフルな攻撃が目立つ。

 4Rは最もエキサイティングなラウンドに。両者が打ち合い、蹴り合いを見せる。ゴンナパーの強烈な左ミドル、左ローがヒットすれば、潘は前蹴り、右ストレートを突き刺す。どんどん前に出てパンチと蹴りで攻めまくるゴンナパーだが、潘も負けじと応戦。

 5Rも激しく打ち合う両者。序盤は潘が右ストレートを始めとするパンチを連続ヒットさせてゴンナパーを追い込んだが、ゴンナパーも強烈な左ミドル、左ローを蹴り続け、左ストレートで逆襲。最後まで打ち合い、蹴り合いは続き、熱闘は幕を閉じた。

 判定は3-0でゴンナパーが勝利。奮闘した潘だったが、ゴンナパーが2度目の防衛に成功した。

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ダウンを奪われた佐々木(右)の猛攻。右ヒジを薩摩(左)に叩きつける

▼第11試合 WPMF日本スーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R
〇佐々木雄汰(尚武会/WPMF日本スーパーフライ級王者)
判定2-1 ※47-48、48-47、48-47
●薩摩3373(さつま・さざなみ/TARGET/REBELS-MUAYTHAI&第20代MA日本フライ級王者/挑戦者)
※佐々木が2度目の防衛に成功。

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薩摩がバックハンドブローで先制のダウンを奪った

 佐々木は15歳でプロデビューし、本場タイ仕込みの卓越したテクニックでMuayThaiOpenスーパーフライ級王座、LPNJ同級王座などを次々と獲得し、現在三冠王。

 対する薩摩はしぶとく粘りに粘るファイトスタイルで30歳を過ぎてから本領を発揮、ローキック&ヒジ打ちを武器に二冠王に君臨している。佐々木17歳、薩摩35歳の年の差18歳対決となった。

ヒジ打ちでダウンを奪い返した佐々木

 1R、様子を見るためか手数が少ない佐々木に薩摩はパンチから右ローを狙い撃ち。佐々木のハイキックをかわし、右ローを蹴っていく。

 2Rも薩摩はよく見て佐々木のミドルをかわしていく。そして右ロー。佐々木はパンチ、ヒジを繰り出していくが薩摩はひるまず向かっていく。佐々木は余裕を感じさせる試合運び。

薩摩のセコンドに就いた那須川天心(右)が佐々木を称える。神童とムエタイ天才少年の顔合わせとなった

 3R、薩摩は佐々木の右ハイを空振りさせた直後にバックハンドブロー。直撃された佐々木はダウンを喫する。大チャンスに一気に攻める薩摩だが、佐々木もヒジとパンチで必死の抵抗。薩摩の右ストレートもヒットする。

 4R、パンチで攻勢をかける薩摩だったが、佐々木が右ストレートに合わせた右ヒジでダウンを奪い返す。パンチとヒジで攻める佐々木だが、薩摩も右ストレートを打ち返す。

 5R、首相撲とヒザ蹴りで勝負を懸ける佐々木。薩摩は佐々木のテンカオにカウンターの右ストレート。さらにバックハンドブロー、バックスピンエルボーと倒しに行き、佐々木もミドルキックで応戦。薩摩が最後まで倒しにいき、佐々木がそれをかわすという展開の中、試合終了。

 難しい判定となったが、2-1で佐々木が逆転勝利。薩摩の奮闘に薄氷を踏むような内容で2度目の防衛を達成した。

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