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【修斗】王者・扇久保博正が圧勝で初防衛に成功、UFC出場をアピール

猿田洋祐が澤田龍人をTKOで下し、修斗世界ストロー級新王者に就く
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2017/10/15(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

猿田(上)の強烈な鉄槌をくらった澤田は試合後に自力で立つ事が出来なかった

▼第10試合 修斗世界ストロー級チャンピオン決定戦 5分5R
○猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS/同級3位)
TKO 4R 2分37秒 ※パウンド連打
●澤田龍人(AACC/同級1位)

 第6代王者・飛鳥拳が負傷し返上したベルトを争う形の一戦。澤田は2015年7月に内藤のび太、2016年7月に飛鳥拳の持つベルトに挑戦しているがいずれも敗れており、今回は3度目の挑戦となる。一方、猿田は1月の挑戦者決定戦で猿丸ジュンジとドローに終わったものの、続く4月の箕輪ひろば戦で勝利し王座戦へ駒を進めた。
 
 1R、澤田がタックルでテイクダウンを狙うが猿田はフロントチョークの体勢に入る。頭を抜いた澤田はケージに押し込みながらまたテイクダウンを狙う。2R、サウスポーの澤田が空手のような構えから飛び込んで左ストレートを当てる。猿田も左右フックで応戦。ラウンド終了間際、澤田のタックルを潰した猿田は側頭部に鉄槌を叩き込む。
 
 3R、右ストレートを打ち込む猿田。澤田はタックルをするが切られ、猿田の打撃のプレッシャーに押される。4R、ケージ際でハーフマウントを取った猿田が強烈な鉄槌とヒジで猛攻撃。たまらず、背中を向けた澤田の背後から鉄槌を打ち続けるとレフェリーが試合を止めた。念願の世界王者に輝いた猿田は、ケージにの上からバック宙を披露し喜びを爆発させた。


接戦を制し初防衛に成功した高橋(上)

▼第9試合 環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
○高橋遼伍(KRAZY BEE/修斗環太平洋フェザー級王者)
判定2-0 ※30-28、29-29、29-28
●青井 人(BLOWS/修斗環太平洋フェザー級3位・挑戦者)
※高橋が初防衛に成功

 初防衛戦に臨む高橋は打撃戦を好むストライカー(打撃主体の選手)で、特にローキックを得意とする。昨年11月に平川智也を右フックからのパウンドでKOし、環太平洋ライト級王座に就いた。5月にはアーノルド・クエロ(フランス)も一蹴している。
 
 一方、青井は2014年全日本アマ修斗選手権を史上最年少となる17歳で、3連続一本勝利というぶっちぎりの強さで制するなどプロデビュー前から話題の存在だった。1月大会では第5代修斗環太平洋ウェルター級王者・児山佳宏を1RでTKO、6月大会では元パンクラス・フェザー級&元KOTCライト級王者タクミを2RでKOと、元王者たちを撃破。ノリにのっている。

ヒールホールドを狙う青井(下)

 1R、高橋が得意のローキックを繰り出す。青井も躍動感のある動きで右フック、バックスピンキックを放ち、緊張感のある打撃戦に場内からは歓声が起こる。バックスピンキックの後にグランドで下になった青井は、流れるような動きで高橋の脚に絡み付きアンクルホールド。それが極まらないと判断すると次はヒールホールドと、華麗な足関節技を披露。脱出した高橋は脹脛へのローキックと右ストレートでプレッシャーを掛けるが、青井もパンチで応戦する。
 
 2Rもアグレッシブに前進する青井は、ローキックとパンチで打ち合いに挑む。互いのパンチが交錯する中、高橋のプレッシャーが強まる。重いローキックを蹴り込む高橋から距離と取り、飛びヒザ蹴りをした青井だがそれをキャッチされテイクダウンを許す。
 
 3R、なおもトリッキーな動きで打撃を放つ青井だが、高橋の右ストレートで止められる。組み付いて前転しながら足関節を狙う青井を潰して上を取った高橋は、強いパウンドを落とし最後の猛攻撃をして試合終了。判定2-0で高橋が接戦をものにし、初防衛に成功した。
 
 マイクを持った高橋は「この前28歳になりました。28歳から32歳くらいまでが強さのピークだと思うので、強い自分を見に来て下さい」と言い放った。

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