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【DEEP】“死の微笑み”ジンスが圧勝で大塚隆史への挑戦権を勝ち取る

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2017/10/21(土)UP

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ジンス(右)が圧勝で王座挑戦権を勝ち取った


DEEP事務局

「DEEP 80 IMPACT」
2017年10月21日(土)東京・ディファ有明

▼メインイベント 第20試合 DEEPバンタム級次期王者挑戦者決定戦 5分3R
○ソン・ジンス(KOREAN ZOMBIE MMA/本宮塾)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●釜谷 真(Honey Trap)

 釜谷はこれまで何度もタイトル挑戦に近付きながらもあと一歩のところで逃してきた。現在は4連勝中で、今回のタイトル挑戦のチャンスが巡ってきた。

 対するジンスはUFCファイターの“コリアン・ゾンビ”ことジョン・チャンソンの愛弟子。2014年10月に初来日して3連勝を飾ったが、DEEPバンタム級トップの北田俊亮に僅差の判定負け。しかし、その後は2連勝して今回の挑戦者決定戦へと漕ぎつけた。

 1R、ジンスは時折笑顔を浮かべながらプレッシャーを強めていく。ジャブを軽く当てていく釜谷だが、ジンスが右ストレートを打ち抜くと転倒。これで焦ったか、立ち上がった釜谷は右ストレートを直撃されてダウン。ここはしのぐも終盤にも右ストレートを合わされる。

 2R、釜谷は前へ出てワンツー、左フックをヒットさせる。しかし、ジンスのプレッシャーに下がらされる場面も。スタンドで一進一退のパンチの攻防が続いたが、ラウンド終了直言にジンスの右ショートで釜谷がのけぞってダウンする。

 3R、釜谷が右をヒットさせるとジンスも右を打ち返す。お互いに右のパンチとジャブを当て合う。ジンスは釜谷のパンチをもらうと“効いてないよ”とばかりに頭を左右に振り、自分のパンチが当たると微笑む。

 残り30秒、ジンスがワンツーを当てに行き、もらった釜谷が打ち返そうとしたところでジンスは組み付いてバックを奪い、持ち上げてテイクダウンに成功。ダメ押しの優勢を印象付けて試合を終え、判定勝ちで次期王座挑戦権を手にした。

 ジンスは「2015年からDEEPに参戦しているソン・ジンスです。このようなチャンスをいただいて感謝しています。DEEPファンのみなさん、いつもありがとう。次の大塚選手との試合も必ず勝ってチャンピオンになります」と、王者・大塚隆史から王座を奪うと高らかに宣言した。

 試合後のインタビューでは「ほぼ計画通りの内容だった。90点はつけられる。釜谷は強かったが、自分との試合では打撃で来ると思っていたので予想通りだった。今回は試合中に相手が何をするか、自分が何をすればいいかがよく分かったのでそれが勝利につながった。右のパンチは元々得意だったが、今回は特に磨いて来たからよく当たったね」と試合を振り返るジンス。

「フィニッシュ出来なかったのが課題だから、次の大塚とのタイトルマッチではフィニッシュしたい。大塚はいつも相手を痛めつける試合内容をするが、逆に自分が大塚を痛めつける内容にしたい。必ず自分がチャンピオンになる」と、早ければ来年2月にも予定されているタイトルマッチへ向けて意気込みを語った。

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