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【ROAD FC】RYOが計量オーバーのフンに執念の勝利、暫定王座に就く

2017/10/28(土)UP

ROAD Fighting Championship
「ROAD FC 43」
2017年10月28日(土・現地時間)韓国・ソウル チャンチュン体育館

最終ラウンドにフンのバックを取って攻め続けたRYO

▼メインイベント・第6試合 ミドル級暫定王座決定戦 5分3R
○RYO(39=ランズエンド・ZERO-ONE MAX/DEEPミドル級王者)
判定3-0
●キム・フン(37=韓国)
※フンは計量失敗のため、ラウンドごとに10ポイント減点、ファイトマネー全額没収で試合実施

ミドル級暫定王座を争うRYO(左)とフン(右)

 RYOは長らくDEEPミドル級戦線で活躍し、2015年10月に王座戴冠を果たしたベテランだ。昨年12月にはROAD FCミドル級王者チャ・ジョンファンに挑戦したが、延長戦の末にTKO負け。当初はダイレクトリターンマッチが組まれる予定であったが、ジョンファンが肩の負傷により長期欠場を余儀なくされたため、今回の暫定王座決定戦に臨むこととなった。

 対戦相手のフンも日本や中国のプロモーションで試合を重ねたベテランで、2011年には後のUFCミドル級暫定王者ロバート・ウィテカーに一本勝ちしたこともある。だが、今大会の前日計量で規定体重をクリアーできず計量失敗。フンに対してラウンドごとに10ポイント減点、ファイトマネー全額没収のペナルティーを与えたうえで、試合は行われることとなった。

1年前のタイトル初挑戦では、延長戦の末に正規王者ジョンファン(左)にTKO負けを喫したRYO(右)

 1R、フンはプレッシャーをかけながら前進して右ストレート。ケージを背負ったRYOも右フックを返し、両者はさっそく激しい打ち合いに。だが、RYOはいったん離れようとしたところで、フンの右フックを被弾してダウン。すぐに立ち上がったRYOをフンは背後からケージに押し込み、鉄槌を浴びせる。

 RYOは胸を合わせた状態に戻すと、フンをケージに押し込んでヒザ蹴りを返し、ここから足を掛けてテイクダウンに成功。フンはすかさずラバーガードに捕らえ、パンチをコツコツと当てながら三角絞めにつなげる。このまま試合が膠着し、レフェリーがスタンドから試合を再開。少し疲れた様子で動きが緩慢になるフンに、RYOがパンチを打ち込む。

2年ぶりの復帰戦で、福田力(左)をTKOに沈めたフン(右)

 2R、パンチの打ち合いからRYOが右フックを空振りさせたところで、フンは左右フック連打を浴びせる。RYOはいったん離れて再び右フックを振るうが、これを空振りさせた勢いで背を向けてしまい、右フックと右ハイを立て続けに被弾して後方へ倒れる。

 すぐに立ち上がるも体勢が整わないRYOに、フンは一気にパンチをラッシュ。だが、これで疲れたのか、RYOが両手で突き放すと、フンはそのまま後方に倒れてしまう。RYOはすかさずフンの顔面をヒザ蹴りで狙い、そのまま上を取るが、ここで顔面からの出血が激しくなり、ドクターチェックに。同じ体勢から試合が再開されるが、RYOは立ち上がったところでフンに足を掴まれ尻餅を着き、そのままトップを許してラウンド終了を迎える。

暫定王座のベルトを巻いたRYO。その両目は大きく腫れ上がっていた

 3R、RYOは両目が大きく腫れ上がるが、左右ローと前蹴りを繰り出しながら鋭い右フックを振るい、果敢に攻める。フンは疲労の色が濃く、接近戦からRYOに簡単にバックを許し、パンチとヒザ蹴りを被弾して両手両足がマットに着く。RYOはバックマウントを奪い、パンチを打ち込みながらチョークを狙う。フンが終盤に上を取り返したが、決定機を作れず試合終了となった。

 ペナルティーもあったはものの、RYOは何度もピンチを切り抜けるタフネスぶりを発揮、執念の判定勝ちに結び付けて暫定王座を獲得した。勝ち名乗りを受けたRYOは、セコンドと抱き合って喜びを爆発させた。

PHOTOS(C)ROAD Fighting Championship

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