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【JTA】天才テコンドー美少女・福島良菜が2年連続三冠王でMVP

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2017/11/25(土)UP

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昨年に続いて団体型・個人型・組手と三部門を制した福島。組手は全日本では初のフルコンタクトルールでの優勝

日本テコンドー協会
「第28回全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会」
2017年11月25日(土)東京・後楽園ホール

▼B級女子組手無差別級決勝戦
〇福島良菜(福岡筑紫野テコンドー倶楽部)
判定3-0
●鈴木美祐(神奈川大学横浜校体育会テコンドー部)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

まずは団体型で優勝。高角度のカカト落とし(左)

 フルコンタクト・テコンドーは頭部・胴体への蹴りと胴体への突きを直接当てることが認められ、アゴと額のみ蹴り技を生かすためや牽制の突きを当てることも許されている(強打は禁止)。KO、またはダウンがなく判定となった場合は蹴美ポイント(蹴りの美しさを評価するポイントと、威力を評価するポイント)という独特な採点で勝敗が決まるのが特徴だ。全日本選手権大会では組手と型の両競技が行われる。

個人の型の部でも連覇を達成。足を高く蹴り上げて制止する

 主催の日本テコンドー協会でいま最も注目されている選手が、高校1年生の福島良菜(ふくしま・らな)だ。福島は小学校1年生からテコンドーを始め、これまで数々のタイトルを獲得。昨年は中学生女子組手無差別級、A級蹴武型競技、蹴武型・団体戦(パートナーは森慎治、福島宏青)と三部門を制覇して三冠王となり、大会MVP選手に贈られるITA杯を手にした。

 今大会でも三部門にエントリーし、試合はリングとコートの2面で行われるため、コートで型の試合を終えたらすぐにリングへ移動して組手の試合に出場するという慌ただしい場面も。

組手決勝で後ろ横蹴りを決める福島(右)

 それでも蹴武型・団体戦(パートナーは斉藤未有、和田桐佳)、A級蹴武型競技(男女混合)と型の2部門を今年も制覇。残すは組手のみとなったが、今年は中学生のライトコンタクトルール(胴プロテクター着用、突き・回し蹴りは禁止)ではなく、高校生以上のフルコンタクトルールでの試合となる。

 1回戦はシードで準決勝から出場した福島は、危なげなく判定3-0で勝利して決勝へ進出。決勝では鈴木美祐との対戦になり、福島は身長153㎝・体重46kg、鈴木は身長163㎝・体重57kgと両者には大きな体格差がある(無差別級)。

 しかし、福島はスピードを生かして動きながら後ろ横蹴りを多用。後ろ横蹴りを左右連続で蹴り、相手の後ろ横蹴りに合わせて相手を転倒させるなどして、判定3-0で優勝を飾った。これにより、今年も三冠王を達成。さらに、大会MVPも2年連続受賞となった。

「プレッシャーもありましたが、今年も三冠とMVPが獲れたことは素直に嬉しいです。来年も獲れるように今年以上に練習に励みたいと思います」と喜びを語る福島。

大会MVPに贈られる自分よりも大きいITA杯を手にしてニッコリ

「少年部の時は顔を蹴られることがなかったんですが、フルコンタクトルールでは顔を蹴られることになるから恐怖がありました。でも、練習した蹴りが何回か決まったのでよかったです」と、フルコンタクトルールは怖かったとの本音も。

 福岡県在住の福島は、公立では県内でベスト3に入る進学校に通っており、まさに文武両道。その愛らしいルックスも含めて今後さらに注目を浴びそうだ。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

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