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【ボクシング】岩佐亮佑が技術の差見せつけて初防衛に成功

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2018/03/01(木)UP

華麗なジャブから鋭い左ストレートを突き刺す岩佐(右)

帝拳ジム
「ワールドプレミアムボクシング27 The REAL」
2018年3月1日(木)東京・両国国技館

▼IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分12R
〇岩佐亮佑(セレス/王者)
判定3-0 ※120-108、118-110、119-109
●エルネスト・サウロン(フィリピン/同級13位・挑戦者)
※岩佐が初防衛に成功。

 岩佐は昨年9月、2度目の世界挑戦で小國以載(29=角海老宝石ジム)を6R2分16秒、TKOに破って王座に就いた。今回が初防衛戦。

“イーグルアイ”の異名を持つ優れた動体視力を持つサウスポーの岩佐は、1Rから右ジャブで主導権を握った。よく伸びる右ジャブとそれに続く左ストレートを突き刺し、サウロンが強打で前へ出てくるとバックステップでかわす。

 自分の距離を保ち、完全にサウロンを翻弄する岩佐。8Rには連打でサウロンをコーナーへ詰め、10Rには右フックをヒットさせてパンチをまとめる。

 11R、なんとか距離を詰めようと前へ出てくるサウロンのパンチをかわし、ボディを打つ岩佐。左ボディブローからのワンツー、左ストレート、右フックと連打でサウロンをロープ際まで追い詰める。この攻勢に場内はドッと沸いた。

 最終12Rもワンツー・スリーの3連打、ワンツーをヒットさせて左ストレートでサウロンをのけ反らす。テクニックの違いを見せつけ、危なげなく大差の判定3-0で岩佐が初防衛に成功。ジャッジ1名はフルマークの120を付けた。

 勝利者インタビューでは「見ての通り、スーパーバンタム級最弱チャンピオンです」と自虐的なコメントをした岩佐だが、「自分も(セレス小林)会長も求めている所はもっと高いものがある。僕はこんなもんじゃないので、もっともっと頑張ります」とさらなる強さを見せたいと話した。

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