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【ONE】ビビアーノ・フェルナンデスがV7達成、ヌグエンの三階級制覇を阻む

2018/03/24(土)UP

腕十字を極められた山田は苦悶の表情

▼ライト級 5分3R
○サギド・グセン・アスラナリエフ(23=ロシア・ダゲスタン)
一本 3R 2分51秒 ※腕ひしぎ十字固め
●山田哲也(27=TIGER MUAYTHAI/元ZSTウェルター級王者)

 山田は17歳の時に『ZST』でプロデビューし、2012年11月には同団体のウェルター級王座を獲得した実績の持ち主。昨年から海外に主戦場を移し、フィンランド、中国、香港の団体、さらにONEで試合に出場。現在5連勝中と絶好調だ。

 対するアスラナリエフは4勝1敗の戦績を持つ新鋭。勝ち星の内訳はTKO勝ちが3試合、一本勝ちが1試合で、そのすべてが1R2分以内での決着だ。昨年1月にONEジャカルタ大会ではグランド状態で相手の頭部に蹴りを見舞い、反則負けでプロ初黒星を喫している。

 1Rと2Rは山田がタックルや投げでテイクダウンを狙い、アスラナリエフにトップを取られてもしつこく下から足関節技や腕十字を仕掛けて食い下がる。だが、グラウンドの攻防の中で左目をカットして出血した山田は、鋭い打撃を振るうアスラナリエフの圧力を前に、自らマットに背を着ける場面が目立つようになった。

 3R、劣勢の山田はグラウンドの攻防の中でアスラナリエフの顔面を蹴り上げてしまい注意を受ける。アスラナリエフの回復を待って試合再開。山田はアスラナリエフの足をとらえて下に引き込むが、そのままマウントを許す苦しい展開に。うつ伏せになった山田に対し、アスラナリエフは背後から組み付いて転がすようにしながら腕十字をセット。これがかっちりと極まり、山田はタップした。


ウィラチャイ(左)が今大会最速となるKO勝利で再起戦を飾った

▼ライト級 5分3R
○シャノン・ウィラチャイ(29=タイ)
KO 1R 21秒
●ラフール・ラジュ(インド)

 地元タイの人気ファイターであるウィラチャイは昨年12月のバンコク大会で敗れ、連勝が6でストップ。初参戦のラジュを相手に再起戦を迎えた。 

 試合は1R開始早々に決着を迎える。ラジュが右アッパーと右フックを振るいながら間合いを詰めてきたところに、ウィラチャイが狙いすましたカウンターの右フック一撃。アゴを打ち抜かれたラジュは前のめりにばたりと倒れ失神した。ウィラチャイが再起戦を一撃必殺の秒殺KO勝利で飾った。


ONEで人気急上昇中のイシゲ(左)は、プロデビュー戦のサバナル(右)に敗れる厳しい結果となった

▼アトム級 5分3R
○アンジェリー・サバナル(28=フィリピン)
判定3-0
●リカ・イシゲ(28=タイ)

“タイニー・ドール”(小さな人形)と形容されるキュートなルックスで人気急上昇中のイシゲは、昨年8月のマカオ大会でプロ3戦目にして初黒星を喫したが、同年12月のバンコク大会で一本勝ちして復活。今大会がプロデビュー戦となるサバナルを相手に連勝を狙う。

 1R、サバナルはイシゲの右ミドルをキャッチすると軸足払いでテイクダウン。鉄槌を浴びながら立ち上がったイシゲは、そのまま組みついてサバナルをケージに押し込む。これを捌いたサバナルはいったん距離を取り直すと、イシゲの蹴り一発に対してローとフックのコンビネーションを素早くまとめる。

 2R、組みの攻防の中でヒザ蹴りを入れ合う両者。いったん離れると、イシゲはローやハイを繰り出すが、スピードに欠ける。サバナルはイシゲの蹴りをよけると、すぐに間合いを詰めてしっかりとローを返す。

 3R、やや疲れが見え始めたサバナルを首相撲にとらえたイシゲは、顔面ヒザ蹴りを入れて組みつき、足を掛けてテイクダウンを奪う。しかし、サバナルも下からブリッジで跳ね返し、両者は再びスタンドに。イシゲのワンツーや左右ハイを最後までかわし続けたサバナルが、プロデビュー戦を判定勝ちで飾った。イシゲにとっては厳しい結果となった。


<その他の試合結果>

▼フェザー級 5分3R
○ワカー・ウマー(パキスタン)
一本 1R 4分21秒 ※リアネイキドチョーク
●ジャオ・ジー・カン(中国)

▼ストロー級 5分3R
○ロビン・カタラン(フィリピン)
反則負け 1R
●クリツァダ・コンスリチャイ(タイ)
※コンスリチャイが豪快スープレックスでカタランを戦闘不能にした一戦。試合終了時点ではコンスリチャイの1R1分40秒TKO勝ちとされたが、相手を頭からマットに落とす危険行為であったことから、大会終了後にコンスリチャイの反則負けに結果が訂正されている。

▼ヘビー級 5分3R
○アラン・ンガラニ(香港)
判定2-1
●アリウンボルド・トロチェル(モンゴル)

▼ミドル級 5分3R
○ジルベルト・ガルバオ(ブラジル)
TKO 2R 7秒
●ジェイク・バトラー(アメリカ)

▼バンタム級 5分3R
○スノト(インドネシア)
判定3-0
●ヒサイアム・サムスディーン(マレーシア)

●編集部オススメ

・ヌグエンが一撃必殺の失神KO勝ち、団体史上初の同時二階級覇者に

・ビビアーノ・フェルナンデス、僅差でマクラレンを破り5度目の防衛に成功

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