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【Invicta FC】魅津希が無敗の強豪に敗戦、初戴冠ならず

2018/03/24(土)UP

王座獲得を逃し肩を落とす魅津希(右)。ジャンジィローバ(左)は13戦全勝で戴冠を果たした

Invicta Fighting Championships
「Invicta FC 28」
2018年3月24日(土・現地時間)アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティ ユニオン・イベント・センター
Photo by Dave Mandel, Invicta FC

▼メインイベント ストロー級王座決定戦 5分5R
○ヴィルナ・ジャンジィローバ(29=ブラジル)
判定2-1 ※49-46、46-49、49-46
●魅津希(みづき/23=空手道白心会/DEEP JEWELSストロー級王者)
※ジャンジィローバが新王座に就く。

 女子単独の総合格闘技団体としては世界最大規模を誇る『Invicta FC』に、DEEP JEWELSストロー級王者・魅津希が参戦。現在空位の王座を無敗の強豪と争った。

 魅津希は19歳の時に主戦場の『DEEP JEWELS』で王座を獲得し、現在『UFC』への参戦も期待されているトップファイターだ。Invicta FCにも18歳の頃から参戦しており、現在までの戦績は3勝2敗。黒星を喫した試合はいずれも接戦で、後にUFCストロー級王座に挑戦するカロリーナ・コバケビッチには判定2-1とほぼ互角の戦いを演じた。今回が6戦目にして初のタイトルマッチとなる。

 対戦相手のジャンジィローバは、過去に柔術の大会で現UFC女子バンタム級王者アマンダ・ヌネスを破ったこともある寝技の実力者。戦績は12戦全勝で、このうち10試合が一本勝ちだ。

 1R、パンチの交換から組み合いになると、ジャンジィローバは魅津希を抱え上げて先制のテイクダウンを奪う。ガードポジションから三角絞めや腕十字を仕掛ける魅津希。ジャンジィローバは上からパンチを落としながらパスガードを狙うが、魅津希のディフェンスは固い。しかし、パンチを被弾したか、魅津希の左目の下は大きく腫れ上がり、ほぼ塞がった状態に。

 2R、魅津希はテンポの良いワンツーで前に出始めるものの、ジャンジィローバにタックルでテイクダウンを許してしまう。魅津希がガードポジションを固めた状態が続き、レフェリーが両者をスタンドに戻して試合再開。タックルに入った魅津希を引っくり返したジャンジィローバが、トップをキープしたままラウンド終了を迎える。

 3R、ワンツーから組んだ魅津希はジャンジィローバをケージに押し込みながらヒザ蹴り。突き放して離れようとしたジャンジィローバの顔面を魅津希の右フックがとらえる。だが、直後の組み合いでジャンジィローバが魅津希の体勢を崩してテイクダウン。バックマウントを許した魅津希はジャンジィローバのパンチとエルボーを被弾し、終盤には腕十字に耐える苦しい展開が続いた。

 4R、序盤にタックルでテイクダウンを許した魅津希がガードポジションを固めると、レフェリーは再び両者をスタンドに戻して試合を再開させる。すると、魅津希はワンツーや右フックをヒットさせ、組んできたジャンジィローバを鮮やかな投げでテイクダウン。しかし、ここもジャンジィローバに引っくり返され、魅津希はトップを許してしまう。 

 5R、何とか巻き返したい魅津希はパンチで前に出るものの、やはりジャンジィローバに組まれてテイクダウンを奪われる。ジャンジィローバにトップをキープされ続ける魅津希は、残り1分のところで下から腕十字をセット。ジャンジィローバが伸びかけた腕を引き戻し、トップを奪い返したところで試合終了となった。

 判定は割れたものの、テイクダウンからトップをキープして終始主導権を握り続けたジャンジィローバが勝利。魅津希は王座獲得を果たすことはできなかった。

 ベルトを巻いたジャンジィローバは「ベルトを獲ることはもちろんだけれど、ワールドクラスの魅津希を倒すことも重要だった。彼女は下からでも殴ってくるし、ここまでグラウンドで苦戦させられるとは思わなかった。(判定が割れた時は)もちろん心配になったけれど、ジャッジに関しては何が起こってもおかしくないものだと受け止めている」と、笑顔を浮べながらも冷静に試合を振り返った。

▶︎次ページ:パンクラスで朱里と対戦したグルサンダーのデビュー戦

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