2018/04/11（水）UP
（最終更新：2018/04/20 22:01）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▽1回戦　HALEO Dream Team vs JUDO DreaｍTeam

終了間際、中村（右）の腕十字固めが極まりかけたが時間切れとなった

▼1回戦第1試合　8分一本勝負
△中村大介（37＝総合格闘技夕月堂本舗/176cm/70kg第7代DEEPライト級王者/HALEO先鋒）
時間切れ引き分け
△小見川道大（42＝NEO JUDO ACADEMY/168cm/65kg/2001年アジア柔道選手権66kg級準優勝/JUDO先鋒）

　小見川が華麗に投げを決めてテイクダウン。体勢を上下に入れ替えた両者だが、小見川が上を取って立ち上がる。寝技に引き込んだ小見川が足関節技狙いからバックを奪うが、中村が反転して正対する。上をキープし続けた中村が肩固めを狙い、終盤に得意の腕十字を仕掛けて小見川の腕が伸びた瞬間に時間切れ。一本にならず、引き分けとなった。

桜庭（右）に腕十字を仕掛ける出花（左）

▼1回戦第2試合　8分一本勝負
△桜庭和志（48＝フリー/180cm/85kg/1997年UFC-Jヘビー級トーナメント優勝/HALEO次鋒）
時間切れ引き分け
△出花崇太郎（32＝総合格闘技道場コブラ会/180cm/77kg/2004年全日本柔道選抜体重別選手権73kg級3位/JUDO次鋒）

　さっそく寝技に引き込んだ出花が下から腕十字を仕掛け、あわや秒殺かと思われたが桜庭は脱出。出花はその後も執拗に下からの腕十字を仕掛けるが、桜庭は防ぐ。出花は桜庭を投げ、上になるが攻めきれず。桜庭が上を奪い返すとすぐに出花が再度上に。桜庭の両足ガードをさばいて上から抑え込みにいったが、時間切れ引き分けに終わった。

所（手前）が前方へ回転してからの腕十字で快心の一本勝ち

▼1回戦第3試合　8分一本勝負
〇所　英男（40＝リバーサルジム武蔵小杉所プラス/170cm/61kg/2004年ZSTフェザー級グラップリングトーナメント優勝/HALEO中堅）
一本　14秒　※腕ひしぎ十字固め
●キム・ヒョンジュ（42＝韓国/169cm/70kg/2001年世界柔道選手権ミュンヘン大会66kg級3位/JUDO中堅）

秒殺一本勝ちをした所はチームメイトに駆け寄る

　開始と同時に所が前方へ回転しながら腕を取りに行き、電光石火の腕十字固め。わずか14秒で所が一本勝ちを飾った。

エゼキエルチョークを極めるユン（上）。所（下）は失神した

▼1回戦第4試合　4分一本勝負
〇ユン・ドンシク（45＝韓国/183cm/84kg/2001世界柔道選手権90kg級3位/JUDO副将）
一本　46秒　※エゼキエルチョーク
●所　英男（40＝リバーサルジム武蔵小杉所プラス/170cm/61kg/2004年ZSTフェザー級グラップリングトーナメント優勝/HALEO中堅）

　ユンが投げにいこうとすると所は自ら倒れて寝技で下に。上になったユンは両腕で所の首を挟み絞め、エゼキエルチョーク（道衣を使わない袖車絞め）での一本勝ちを飾った。

柔術世界王者のソウザ（左）がユン（右）を腕十字葬

▼1回戦第4試合　8分一本勝負
〇マルコス・ソウザ（33＝ブラジル/178cm/84kg/ボンサイ柔術/ワールドプロ柔術2013世界大会優勝/HALEO副将）
一本　4分18秒　※腕ひしぎ十字固め
●ユン・ドンシク（45＝韓国/183cm/84kg/2001世界柔道選手権90kg級3位/JUDO副将）

　ソウザは側転からのバック転を見せる派手な入場。ユンの足払いをかわして逆にテイクダウンを奪い、腕十字の体勢に入るがユンは脱出。すかさずバックを奪ったソウザが再び腕十字。これもユンは脱出する。ソウザの攻めをしのいでいくユンに、ソウザはマウントを奪っての肩固め。これもしのいだユンだが、ソウザは攻撃の手を休めず今度は腕十字。ソウザがついてに一本を奪った。

北京五輪柔道金メダリスト・石井（左）の大外刈りが見事に決まった

▼1回戦第5試合　4分一本勝負
△マルコス・ソウザ（33＝ブラジル/178cm/84kg/ボンサイ柔術/ワールドプロ柔術2013世界大会優勝/HALEO副将）
時間切れ引き分け
△石井　慧（31＝ブラック・ハウス/181cm/110kg/レインMMA/北京五輪柔道100kg超級金メダリスト/JUDO大将）
※HALEO Dream Teamが1人残りで決勝戦へ進出。

　JUDOチームの大将・石井を引っ張り出したHALEOチーム副将のソウザ。両者の間には20kg以上の差があり、ルールにより試合時間は4分。