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【ROAD FC】藤田和之が10年ぶりにMMAで勝利飾る

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2018/05/12(土)UP

148.6kgのルング(右)にTKO勝ちした126.5kgのバーネット(左)

▼無差別級トーナメント1回戦 5分3R
○クリス・バーネット(31=アメリカ)
TKO 1R 2分37秒
●アレクサンドル・ルング(43=ルーマニア)
※バーネットが準決勝に進出。

 元オリンピック柔道選手のルングと、テコンドー仕込みの多彩な蹴り技を持ち味とするバーネットの一戦。ルングは前日計量で出場選手の中で2番目に重たい148.6kgを叩き出している。対するバーネットは126.5kg。
 
 1R、バーネットの後ろ回し蹴りに合わせて組みついたルングがそのままテイクダウンに成功。ルングはその巨漢でバックマウントからのしかかりチョークを狙う。

 しかし、バーネットは落ち着いて腰を浮かせ、ルングを前方に落とすと、逆にバックマウントを奪い返す。ここからバーネットの鉄槌連打でルングはサンドバッグ状態となり、レフェリーが試合を止めた。バーネットが22.1kg差を跳ね返し、TKO勝ちで準決勝進出を決めた。


サイドポジションから攻めるトンプソン(右)

▼無差別級トーナメント1回戦 5分3R
○オリィ・トンプソン(38=イギリス/IGF WORLD GP 2015優勝)
TKO 2R 3分50秒
●デン・チャオロン(23=中国)
※トンプソンが準決勝に進出。

 トンプソンは元UFCファイターで2015年にはIGFの無差別級トーナメントで優勝。さらにMMA(総合格闘技)に転向する前は、丸太上げや冷蔵庫担ぎなどの種目で怪力を競い合う「ストロンゲストマン・コンテスト」の選手でもあった。対するチャオロンは地元中国の団体で試合を重ね、戦績は10勝4敗。このうち6勝がTKO勝ち、3勝が一本勝ちというフィニッシュ率の高さだ。

 1R、トンプソンのタックルを潰してトップを取ったチャオロン。トンプソンはチャオロンのパンチを被弾しながら立ち上がり、両者はそのまま組みの攻防に入る。ここでトンプソンはチャオロンを豪快に投げ倒すと、トップをキープしながら鉄槌。チャオロンも下から三角絞めを仕掛けて応戦する。

 2R、開始直後にローブローを受けたトンプソンだが、試合が再開されると組みの攻防からまたもチャオロンを豪快に投げ倒す。しかし、チャオロンも下からブリッジで引っくり返し、両者は再びスタンドに。すると、直後にチャオロンがパンチのラッシュで仕掛ける。

 ヒットを許したトンプソンは足下がふらつくが、何とかタックルを仕掛けてテイクダウンを奪うと、サイドポジションから渾身のヒザ蹴りを連打。これが効いたチャオロンは悶絶して動けなくなったところで、レフェリーが試合を止めた。トンプソンがピンチを乗り越え、TKO勝ちでトーナメント初戦突破を決めた。

▶︎次ページ:元修斗環太平洋ライト級王者・佐々木信治が再起戦に臨む

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