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【ビッグバン】稲石竜弥がバックハンドブローでダウン奪い二冠王・恭士郎を撃破

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2018/06/04(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

稲石(左)はバックハンドブロー、ジャンプしての蹴り、片手倒立しての蹴りとトリッキーファイト全開で恭士郎(右)を撃破

ビッグバンプロモーション
「ビッグバン・統一への道 其の33」
2018年6月3日(日)東京・ディファ有明

▼第13試合 トリプルメインイベント第3試合 スーパーライト級 3分3R
〇稲石竜弥(Team OJ/Bigbang ライト級王者)
判定3-0 ※29-28、29-27、30-27
●恭士郎(士魂村上塾/WMAF世界スーパーライト級王者)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 Bigbangライト級王者・稲石が、元Bigbangスーパーライト級王者で現WMAF世界スーパーライト級王者の二冠王・恭士郎とスーパーライト級で対戦。トリッキーファイトの稲石にとっては二階級制覇の可能性を探る一戦となる。恭士郎は3連敗中であり浮上を懸けての一戦となった。

 1R、稲石は左右ミドルを放ち、左右フックへとつなげる。独特な動きをする稲石に接近した恭士郎が左ボディブローを放ったところで、稲石が右バックハンドブローを合わせてダウンを奪う。倒しに来た稲石に恭士郎が左ハイをヒットさせたが、稲石の勢いは止まらず大技を連発する。

 2Rも稲石の攻勢が続く。一発一発が強い左右フックと左右ミドルを当て、バックハンドブロー、バックキック、ジャンプしての蹴りなどの大技を混ぜる。恭士郎は右ローで攻めていくが、動き回る稲石にパンチを当てることが出来ない。

 3R、恭士郎が前に出てダウンを挽回せんと左フックを中心に攻めるが、稲石は下がりながらも左右の強打を叩き付け、ミドルも蹴る。

 恭士郎は動き回る稲石を捉えることが出来ず時間切れ。ダウンを奪った稲石が勝利を収めた。

 マイクを持った稲石は「ビッグバンのディファ有明大会はこれで最後になります。次は12月にビッグバンが決まっていますが、来年俺がビッグバンをでっかくするのでよろしくお願いします」と“ビッグバンのエース”になることを高らかに宣言した。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら


序盤は得意の右ストレートが当たらなかった駿太(右)だが、後半にはヒットさせていった

▼第12試合 トリプルメインイベント第2試合 57.5kg契約 3分5R ビッグバンキックルール
〇駿太(谷山ジム/Bigbangスーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※49-48、49-48、50-47
●ヨードワンチャイ・ウォーワンチャイ(B-FAMILY NEO MUAYTHAI GYM/トリビュレート・スーパーフライ級王者)

※この試合の速報動画(3R〜5Rをノーカット)はこちら

 駿太は長年にわたって国内軽量級トップの座に君臨し、ムエタイの強豪たちとも拳を交えてきたベテラン選手。2016年12月に小山泰明とのBigbangスーパーフェザー級タイトルマッチを制し、今年2月にはTKO勝ちで初防衛にも成功している。今回が56戦目となる大ベテラン。

 対するヨードワンチャイはユウ・ウォーワンチャイ(本名・大田原友亮)からの改名。ジュニア時代からタイに拠点を置き、ムエタイの二大殿堂ラジャダムナンスタジアムやルンピニースタジアムで活躍、ムエタイの国際大会『THAI FIGHT』と契約を結ぶなど、世界で活躍してきた日本人キックボクサー。

 1R、序盤は静かな立ち上がりでこのまま進むかと思われたが、意外にもスロースターターのヨードワンチャイが右の強打を放っていく。駿太もヒジとローで応戦。

 2R、駿太は強い右ローを集中的に蹴るが、得意の右ストレートはかわされる。中盤を過ぎるとお互いにヒジを繰り出し、ゴツゴツという鈍い音がリングサイドに響く。

このヨードワンチャイのヒジで駿太の額が腫れあがった

 3R、駿太が強烈な右ローを何度もヒットさせる中、ヨードワンチャイが飛び込んでのヒジをヒットさせる。これでスイッチが入ったか、駿太がヒジとパンチで打ち合いに行くとヨードワンチャイもヒジで応戦。激しい打ち合いの中、駿太の額がヨードワンチャイのヒジで腫れあがる。

 4R、徹底的に右ローを蹴り、右ストレートにつなげる駿太。ヨードワンチャイはこのラウンドはあまり手が出ず終盤にヒジを繰り出す程度に。駿太の右ローが目立つラウンドとなった。

 5R、駿太が右ロー、パンチ、ヒジで攻める中、ヨードワンチャイも時折ヒジを打ち返していく。セコンドの声に押されて打ち合いを仕掛けるヨードワンチャイだが、駿太の右ストレートがクリーンヒット。前に出て攻める駿太に時折フルスイングで打ち返すユウ。勝敗は判定にもつれ込み、駿太の勝利となった。

 駿太はマイクを持つと「本当にすいませんでした。いいイメージと悪いイメージを膨らませていましたが、モロに悪いイメージが出てしまいました。試合はやはり難しいです。いつかは自分の理想とするイメージ通りの試合が出来るように、またリングに戻って来ます」と反省しきりだった。

※この試合の速報動画(3R〜5Rをノーカット)はこちら

次ページ:谷山俊樹vsマキシム・チェルネンコ、山崎陽一vsMIKE JOE

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