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【クインテット】柔術軍団カルペディエムが優勝、チーム所英男は一回戦敗退

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2018/06/10(日)UP

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▽決勝戦 TEAM CARPE DIEM vs TEAM HALEO

互いに譲らない白熱した攻防を展開した世羅(下)と金原(上)

▼決勝戦第8試合 8分一本勝負
△世羅智茂(28=CARPE DIEM/2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝)
時間切れ引き分け
△金原正徳(35=リバーサルジム立川ALPHA)

 世羅は引き込み下を選択。腕とフロントチョークを狙っていく世羅だが、ここで指が金原の右目に入ってしまい、一時中断の後で再開となる。ガードポジションから仕掛けを見せる世羅は、フロントチョークと合わせてスイープして上になる。そして金原が立ち上がってくるところでフロントチョーク。だが金原は動き続けポイントをズラして脱出する。

フロントチョークの体勢に入る世羅(下)

 世羅が腕を差し込みつつのフロントチョーク、金原がフットロックと互いに攻める。世羅はフロントチョークを軸に攻め、金原はMMA式に体を密着してパスを狙うが、世羅は最後までそれを許さず、金原が再び仕掛けたフットロックも防いで終了。

 大将戦は引き分けになったが、試合全体で出された指導の数はHALEOが2、CARPE DIEMが0であり、これによりCARPE DIEMが優勝を果たした。

試合開始33秒で腕十字固めを極めた世羅(右)

▼決勝戦第7試合 8分一本勝負
○世羅智茂(28=CARPE DIEM/2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝)
一本 33秒 ※腕十字固め
●徳留一樹(31=パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者)

 下になった世羅は徳留がパスに来たところを足でスイープを仕掛け、体を浮かせて右腕に腕十字。これで秒殺勝利を決め、大将戦で優勝を決することとなった。

サトシ(下)に極めさせなかった岩崎(上)

▼決勝戦第6試合 8分一本勝負
△ホベルト・サトシ・ソウザ(28=ブラジル/ボンサイ柔術/2017年ムンジアル世界柔術選手権黒帯ライト級準優勝)
時間切れ引き分け
△岩崎正寛(28=CARPE DIEM/2017年IBJJFヨーロッパ選手権黒帯ライト級第3位)

 岩崎が仕掛けた2度のタックルをサトシはいずれも切る。そして座って引き込みを選択。パワフルな動きでパスを狙う岩崎だが、サトシははこれを防いで許さない。指導を受けたサトシはパーテレポジション(四つん這い)から再開となるが、すぐさま体を離して逃れる。
 
 引き込んだサトシはクローズガードからの三角絞め、足関節と狙うが、岩崎はこれを振り払い、立ち上がってレスリング勝負を挑む。サトシは岩崎にテイクダウンさせながら、その瞬間に極めを狙う。三角絞めのロックでもとらえるサトシだが、岩崎は脇が固く、終了間際にもサトシが再び三角のロックでとらえるが、岩崎はここもしのいで時間切れとなった。

ガルモに続き松本(上)もチョークで極めたサトシ(下)

▼決勝戦第5試合 4分一本勝負(体重差が10kg以上あるため)
○ホベルト・サトシ・ソウザ(28=ブラジル/ボンサイ柔術/2017年ムンジアル世界柔術選手権黒帯ライト級準優勝/74.3kg)
一本 3分12秒 ※チョークスリーパー
●松本義彦(34=CARPE DIEM/2009年IBJJFパン柔術選手権黒帯フェザー級優勝/62.5kg)

 引き込む松本だが、サトシは目まぐるしい足さばきを見せてパス。そこからフロントチョークを仕掛けるが、松本はポイントをズラして対処し極めさせない。サトシはならばと足関を狙いに行くが、松本は素早く引き抜き極めに至らせない。引き込んだ松本にパスを仕掛けたサトシは背後についてスリーパー。2戦連続同じ決め手で勝利した。

サトシ(奥)がガルモをチョークで仕留めた

▼決勝戦第4試合 8分一本勝負
○ホベルト・サトシ・ソウザ(28=ブラジル/ボンサイ柔術/2017年ムンジアル世界柔術選手権黒帯ライト級準優勝)
一本 4分22秒 ※チョークスリーパー
●デヴィット・ガルモ(28=アメリカ/CARPE DIEM/2014&2017年IBJJFシカゴオープン・アブソリュート級優勝)

 両者組み手争いからサトシが引き込み下を選択。だがスルリと反転して上を取る。しかし両者スタンドに戻る。サトシはタックルでのテイクダウンからそのままガルモをハーフガードにさせ、肩固めでとらえるとバックについてスリーパー。最後は腹這いにさせて極め切り、勝利した。

この角度で膝十字固めを極めたガルモ(左)

▼決勝戦第3試合 8分一本勝負
○デヴィット・ガルモ(アメリカ/CARPE DIEM/2014&2017年IBJJFシカゴオープン・アブソリュート級優勝)
一本 5分22秒 ※膝十字固め
●宮田和幸(42=BRAVE/シドニー五輪レスリングフリースタイル63kg級日本代表)

宮田(左)を挑発するガルモ(右)

 ガルモは自らしゃがみ込むと宮田をガードにとらえるが、ここは宮田が立ち上がって逃れる。ガルモは立たずにそのまま試合を続行し、足を絡めて足関節を狙うが、宮田は足を引き抜き付き合わない。パスを狙う宮田と、座った体勢のまま足関を継続して狙うガルモはそこからしつこく行き膝十字。宮田の足を伸ばし切ってタップを奪い勝利した。

アームロックで杉江(下)の腕を捻り上げた宮田(上)

▼決勝戦第2試合 8分一本勝負
○宮田和幸(42=BRAVE/シドニー五輪レスリングフリースタイル63kg級日本代表)
一本 1分7秒 ※アームロック
●杉江”アマゾン”大輔(37=CARPE DIEM HOPE/2008年アジア柔術選手権黒帯レーヴィ級優勝)

 座り込む杉江だが、宮田はそこをジャンプしてパスガード。宮田は杉江の左腕をとらえてアームロック。杉江もスイープして返さんとしたが宮田が極め切り一本勝ちを果たした。

 

ガッチリと腕十字固めを極めた杉江(手前)

▼決勝戦第1試合 8分一本勝負
○杉江”アマゾン”大輔(37=CARPE DIEM HOPE/2008年アジア柔術選手権黒帯レーヴィ級優勝)
一本 4分6秒 ※腕十字固め
●小見川道大(42=NEO JUDO ACADEMEY小見川道場/2001年アジア柔道選手権66kg級準優勝)

 杉江が前に出たところで小見川が引き込みを仕掛けるが、残り時間6分となったところで杉江がパスしてサイドにつく。ガッチリとした抑え込みには至らずしのいでいた小見川だが、レフェリーから指導を受け、パーテールポジション(四つん這い)から再開に。小見川はすぐに逃れんとするが、杉江は動きについていきマウントから腕十字。これで小見川をタップさせて勝利した。

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