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【UFC】王者ウィテカー、大苦戦の末に宿敵ロメロ破る

2018/06/10(日)UP

ロメロ(左)の顔面に前蹴りをヒットさせるウィテカー(右)

Ultimate Fighting Championship
「UFC 225」
2018年6月9日(土・現地時間)アメリカ・イリノイ州シカゴ ユナイテッド・センター
Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

▼メインイベント ミドル級 5分5R
○ロバート・ウィテカー(27=ニュージーランド/UFCミドル級王者)
判定2-1 ※47-48、48-47、48-47
●ヨエル・ロメロ(41=キューバ/UFCミドル級1位)
※ロメロが前日計量をパスできなかったため、試合はタイトル戦からノンタイトル戦に変更して実施。

 この試合は当初、UFCミドル級王者ウィテカーの初防衛戦として行われる予定であったが、挑戦者ロメロが前日計量をクリアーできなかったため、ノンタイトル戦に変更して実施されることになった。

 ロメロは今年2月のUFCミドル級暫定王座決定戦でも前日計量をパスできておらず、今回で2試合連続の計量失敗という厳しい状況。一方のウィテカーは今回が負傷明けの復帰戦となり、ロメロの計量失敗によりタイトルの移動はなくなったが、王者として臨む初めての試合をしっかりと勝利で飾りたいところだ。

 なお、両者は昨年7月のUFCミドル級暫定王座決定戦で一度対戦しており、その時はウィテカーがロメロを判定で下している。約1年ぶりとなる再戦の行方やいかに。

 1R、ウィテカーが左の関節蹴り、前蹴り、ジャブを積極的に放ち、強烈な右ハイも蹴る。ロメロはガードを高く保ったままあまり動きを見せず、時おり左右フックや左右ミドルを返す。

 2R、ウィテカーに鋭い左ジャブを何度も突かれて右目の周りが腫れ上がるロメロ。ウィテカーは強烈な右オーバーハンドや右ミドルもヒットさせ、ロメロが組みつこうとしたところで左右アッパーを合わせる。

 3R、ペースを握ったかに思われたウィテカーであったが、開始早々にロメロの右フックを被弾してダウン。ウィテカーは何とか立ち上がるも、ロメロのパンチとエルボーでケージを背負う展開が続く。だが、ここでウィテカーもふらつきながらエルボーを返し、ロメロをよろめかせる。両者ともふらふらの状態で打ち合いを続け、ロメロがパンチのラッシュで畳み掛けると、ウィテカーも右ハイを叩き込んでみせた。

ロメロ(手前)の強烈フックがウィテカー(奥)の顔面を捉えた

 4R、序盤にウィテカーの左前蹴りがロメロの下腹部にヒットしてしまい、ダメージ回復のためのインターバルが取られる。試合が再開されると、ウィテカーはなおも左の前蹴り、関節蹴り、ジャブを細かく入れていく。だが、終了間際にロメロがまたも左右フックでウィテカーをぐらつかせる。

 5R、距離を取ろうとするウィテカーに対し、ロメロは追い掛けながらの左フックをヒットさせる。これで腰から崩れ落ちたウィテカーに対し、ロメロが追撃のパウンド。ウィテカーは何とかタックルを仕掛けるが、ロメロに潰されてパウンドを浴びる苦しい展開が続いた。

 昨年の初対決に続き、激闘となった両者の一戦。判定の結果はスプリットとなり、王者ウィテカーが何とか勝利を掴んだ。

 試合後、マイクを向けられたウィテカーは「1Rで右腕を痛めてしまったからまいったよ。ヒジのあたりまで感覚がないんだ。ヨエルはトラックのようにぶつかってくるし、必死に耐えて巻き返さないといけなかった。どちらに転んでもおかしくないタフな試合になったけれど、5Rのうち3Rは自分が取れたと思う」と、息を切らせながら試合を振り返った。

 一方、敗れたロメロは「今日会場に来てくれた皆に感謝したい。俺は減量と試合の両方で敗れた。コミッションの判断には考えさせられるところもあったが、今回の結果は謙虚に捉えたい。再戦したいかって? 10回戦ってもいいだろう」と敗戦を受け止めた。

▶︎次ページ:コビントンvsドス・アンジョスのウェルター級暫定王座決定戦

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