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【巌流島】田村潔司がブルース・リー拳法の使い手に敗れ、対抗戦は世界選抜が勝利

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2017/01/03(火)UP

パンチで田村(右)に攻勢を掛けるブラマ(左)

巌流島・実行委員会/ひとだんらく
「巌流島 世界武術団体対抗戦2017 in MAIHAMA 日本代表 vs 世界選抜」
2017年1月3日(火)千葉・舞浜アンフィシアター

▼副将戦(80kg契約)3分3R ※特別ルール(寝技・関節技あり)
○レオナルド・ブラマ(イタリア/ジークンドー)
判定3-0
●田村潔司(プロレスリング/U-style/日本) 

パンチを打ち合うブラマ(左)と田村(右)

 田村は1989年5月にUWFでプロレスラーとしてデビュー、UWFインターナショナルを経てリングスでは無差別級王座を獲得。その後、PRIDEやDREAMなどで活躍し、2008年大みそかの桜庭和志戦以来、実戦から遠ざかっていたが2015年7月の巌流島で復活。しかし、今年3月、7月と巌流島で連敗を喫している。

 再起を懸けて対戦する相手は、ジークンドーをバックボーンに持つブラマ。ジークンドーとは、あのブルース・リーがカンフーにボクシングやレスリング、柔道や合気道などのエッセンスを取り入れて創始した格闘技。ブラマはジークンドーのほかにカンフーも学んでおり、MMA(総合格闘技)でも1勝1分。身長180cm、体重77kgと田村と体格もほぼ同じ。 

 1R、蹴りでけん制するブラマに田村が左ミドル、右フックをヒットさせていく。ブラマは襟をつかむようにしてのアッパーを当てる。右ストレートを連打するブラマ。田村はやや慎重な出足となった。 

 2R、道着のつかみ合いからショートのフックを連打する両者。ブラマのパンチ連打をまともにもらって押された田村だが、タックルでテイクダウンする。

 田村は鼻から出血。ブレイク後もブラマのフックをもらう場面がある田村。ヒザ蹴り、左ミドルで体勢を立て直すが、ブラマのパンチをもらってしまう。

 3R、田村は前進するブラマに左ミドルとヒザ蹴りを合わせる。ブラマは回転蹴りを何度か見せるが、これは空を切る。蹴りをキャッチして寝技に持ち込む田村だったが、首を抱え込まれてブレイク(寝技の時間制限15秒)。

 ラスト10秒で田村が前に出ようとするも、ブラマのパンチを浴びてしまった。

 判定は3-0でブラマが勝利。田村はこれで3連敗。また、この勝利により対抗戦は世界選抜の勝利が確定した。

※全試合結果はこちら

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