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【SB】エース海人が健太に競り勝ちトーナメントを制覇

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2017/11/22(水)UP

トーナメントを制覇し、ラウンドガールに囲まれる海人(中央)

シュートボクシング協会
「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017」
2017年11月22日(水)東京ドームシティホール

健太(左)にヒジを見舞う海人(右)

▼第7試合 メインイベント SB日本スーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
〇海人(TEAM F.O.D/SB日本ライト級1位)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●健太(E.S.G/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
※海人がトーナメント優勝。新王座に就く。

 トーナメントの決勝戦は、1回戦で憂也に本戦で勝利を収めた海人と、高橋幸光と延長Rを戦って勝ち上がってきた健太によって争われた。

 1R、海人が長いリーチから繰り出すワンツーで先制。健太がヒジ打ちを狙って来ると海人もすぐにヒジを打ち返す。海人は前に出てくる健太に右ミドルを蹴り、右ストレートを当てていく。

 2Rも前に出る海人に健太はやりづらそう。海人も手数は出しているが、ヒットは奪えない。海人の右ストレートに右ミドルを合わせていく健太。終盤、健太は打ち合いに出るが、海人も打ち合ってこのラウンドも互角。

 3R、海人はジャブで距離を取り、健太もジャブを返して右ストレートとヒジを打っていく。

 前に出て攻めているのは海人だが、顔面前蹴りを当ててもすぐに健太が攻め返して主導権を握らせない。しかし、中盤を過ぎると健太が海人の攻撃に押される場面が目立ち、ここで海人が勝負を懸けた飛びヒザ蹴りで健太をのけ反らせる。すかさず左ヒジを打ち込む海人。

 この攻勢が決め手となり、判定2-0の僅差で海人が勝利。シュートボクシング(以下SB)の新エースがついにベルトを巻いた。

 海人は「SB日本スーパーフライ級王者の海人です。目指しているのはこのベルトではないと言いましたが、こうしてベルトを巻いてもらったらめちゃめちゃ嬉しいです。トーナメントに出てきてくれたみんなが強かったから嬉しいのだと思います。

 でも、目指しているのはここではないので世界のベルト、そしてS-cup(2年に一度のSB世界トーナメント)に出ていきたいです。もちろん他団体のチャンピオンともやりたいですし、倒しに行きたいと思います」と、早くも次の目標を口にした。

※全試合結果はこちら

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