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 毎月イーファイトが取材した大会の中で、最優秀選手を決める月間MVP。2015年5月のMVPは、5月31日(日)東京・後楽園ホールで開催された『RISE 105』で村越優汰にKO勝ちし、RISEバンタム級王座に就いた那須川に決定!(2015年6月4日UP)

PROFILE

那須川天心(なすかわ・てんしん)
1998年8月18日、千葉県出身
身長162cm
TARGET
※詳細は選手名鑑へ→

選考理由
1、「KO勝ちでRISEバンタム級王座に就く」
2、「16歳、わずか6戦目で王者に」
3、「今後さらなる活躍が期待される」

選考委員
Fight&Life、ゴング格闘技の各格闘技雑誌の編集長とイーファイトの全スタッフ

受賞された那須川選手には、ゴールドジムより以下の賞品(プロカルシウム 300粒 1個マルチビタミン&ミネラル 1個アルティメットリカバリー ブラックマカ&テストフェン+α 240粒 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。

プロカルシウム 300粒

骨の形成に必要なコラーゲンやカルシウムなどミネラルを含むプロテタイトに、骨の成長を考えたカルシウム、乳果オリゴ糖、CPPなどを配合しました。
マルチビタミン&ミネラル

100%自然素材を使用したビタミン&ミネラルサプリメント。着色料、香料、保存料は一切使用しておりません。
アルティメットリカバリー ブラックマカ&テストフェン+α 240粒

選び抜かれた8種類の成分。トップアスリート達が使用する回復系サプリメントです。
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贈呈:ゴールドジム

MVP記念インタビュー 
自分がどれだけ強くなっていくか楽しみ

■自分のスピードに絶対の自信を持っています

 RISE史上最年少となる16歳のチャンピオンが誕生した。

 那須川はジュニアキック時代から“天才”と謳われ、アマチュア戦績は105戦99勝(37KO)5敗1分。昨年春に高校へ進学し、同年7月にプロデビューを果たした。そこから5戦5勝(4KO)の戦績をあげ、デビューから1年足らずでタイトルマッチまでたどり着いたのである。

 一方、迎え撃つ村越優汰もまだ20歳の若き王者。15勝(8KO)2敗の戦績で、今回のタイトルマッチ前まで実に9連勝。那須川がデビュー戦を行ったのと同じ昨年7月のRISE 100でトーナメントを制して第5代RISEバンタム級王者となり、今回が初防衛戦だった。

 16歳vs20歳。ともに軽量級でありながらKO勝ちが多く、今後の格闘技界を引っ張って行く存在である。その2人の激突に後楽園ホールは超満員に膨れ上がった。

 わずか6戦目でタイトルマッチ、しかもメインイベントという大舞台でありながら、那須川は「全く緊張しなかった。村越選手と向かい合った瞬間は“絶対に勝ってやる”という気持ちでしたね」と振り返る。

「試合前はタイトルマッチということはあまり意識していなかったんです。村越選手を倒すことだけを考えていたので、特別な試合だという感じはなかったですね」

 試合が始まると、村越は三日月蹴りやヒザ蹴りなど得意の蹴り技ではなく、パンチで那須川に対抗してきた。

「ビックリしました。パンチで来るのか、と。でも、打ち合ってくれるなら僕も嬉しかったので、いい感じでスタートが切れましたね。僕の動きには付いて来れないと思っていたので、三日月蹴りもヒザももらわないだろうと思っていました。自分のスピードに絶対の自信を持っていますから。相手のパンチも遅く見えました」

 序盤から両者のパンチと蹴りが交錯するスピーディーな展開となったが、那須川が放ったバックハンドブローで流れが変わった。

「1Rから仕掛けていこうと考えていたんですが、5Rフルに戦うことも考えていたのでまずコツコツとダメージを与えていこうと思っていたんです。バックハンドブローはずっと練習していたので、それが上手く入りましたね。その直後にもつれ合いになったんですが相手がフラフラしていたので、攻めようと思いました」

 村越は焦ったのか、やや遠い間合いでヒザ蹴りを出してしまう。そこへ那須川の左フックがヒットし、那須川がダウンを奪った。立ち上がった村越だがダメージは明らかで、足元がフラついていたがラウンド終了のゴングに救われた。

 続く2R、那須川は左ストレートを連発して一気に襲い掛かる。この連打から逃れようとした村越に那須川の右フックが決まってダウンとなり、立ち上がった村越を今度は左ストレートでダウンさせる。最後は立っているのがやっとの村越に左の連打を叩き込み、レフェリーが那須川のKO勝ちを宣言した。

「2Rが始まる前にセコンドからは落ち着いて行けと言われたんですが、これはいけるなと感じていたので、気持ちが勝って行っちゃいました。試合はあっという間でしたね。自分で思っていた以上の動きが出来たので、自分の練習してきたことが実ったのかなと思いました」

■友情、そして両親への感謝

 チャンピオンベルトを巻いた那須川だが、勝ち名乗りを受けるとすぐにセコンドにいた下丈一郎の元へ近付き、そのチャンピオンベルトを外して自ら下の腰に巻いた。巻いた那須川も、巻かれた下もその場で男泣き。人目もはばからず2人は泣き続けた。

▲若くして引退した下の腰にベルトを巻く那須川。両者は思わず男泣き

 下は同じジムの先輩であり、常に那須川のセコンドに就いている兄のような存在。一緒にチャンピオンを目指していたが、下は一身上の都合により、3月の試合を最後に19歳の若さで引退を決意していた。

「丈君はジュニアキックの時代からの知り合いで、僕がTARGETに出稽古へ行ったら丈君が練習していたんです。そこからいろいろ話すようになって、練習で教えてもらうようになりました。僕の父が主宰しているTEAM TEPPENの練習会にも来てくれるようになって、仲良くなりました。練習態度が真面目ですし、男としても素晴らしい人で尊敬できる人なんです。

 今回の試合では、キックパンツに丈君の名前を入れていたんです。一緒に戦うぞって気持ちで。彼のためにも負けられなかったですね。ずっとチャンピオンベルトを目指していたので、丈君の腰に巻いてあげたかったんです。そうしたら丈君が泣いていたので、もらい泣きしてしまいました。泣くつもりはなかったんですけれど(笑)」

 次に那須川は感涙にむせびながら応援してくれたファンへお礼を述べた後、「一緒に頑張ってくれたお父さん、お母さん、ありがとうございました」と両親へ感謝の気持ちを伝えた。特に父は、那須川が最初に所属したジムが閉鎖してしまったため、自宅で約2年間、マンツーマンで練習に付き合ってくれた。

「父がいなかったら今の僕はないと思います。両親には本当にありがとう、という気持ちでした。試合後は、父から“ここからがスタートだぞ”と言われましたね。チャンピオンになって逆に気を引き締めろ、と。僕もそのつもりでいました」

 那須川にはすでに理想とするチャンピオン像がある。

「チャンピオンになってから、自分がどれだけ強くなっていくか楽しみです。狙われる立場なので、これまで以上に努力したいです。誰からにも尊敬されるチャンピオンになりたいです。そのためには、日頃からいついかなる時でもチャンピオンらしくないといけない。天狗になったり、態度がデカくなったりとかは絶対にダメです」

 8月1日に開催が決定した『BLADE』の55kgトーナメントJAPAN CUPへの出場は、ほぼ間違いないだろう。那須川もすでに気持ちはそこへ向かっている。

「優勝するしかないです。必ず優勝します。強い人はまだいっぱいいますから、自分が一番強いなんて思っていても、その人たちを倒して証明しないとダメだと思っています」

 驕ることなくさらなる強さ、さらなる高みを目指す。那須川天心の伝説はまだ始まったばかりだ。

関連リンク

・ゴールドジム Web site
・試合レポート「16歳の怪物・那須川がKOで王者に」
・【動画】那須川天心の強さの秘密とは!? 練習に密着

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