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【コラム】第一子誕生のマクレガー、メイウェザー戦に合意。
「年内に2試合したい」メイウェザー戦、8月か9月上旬にも実現か?

元WOWOWのUFC中継解説者としても知られる格闘技ジャーナリストの稲垣收(いながき・しゅう)氏が、世界を舞台に格闘技のディープな情報を発信する世界格闘技最前線。
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■「916日を狙ってたんだ」(デイナ・ホワイト社長)

 5月6日にラスベガスのTモバイル・アリーナで、ボクシングのビッグマッチが行われた。サウル・“カネロ”・アルヴァレスvsフリオ・セサール・チャベスJr ――メキシコのスター選手同士の対決だ。

 この試合に大差の判定で圧勝したカネロは、試合直後のリング内で「次の相手はゴロフキンだ!」と宣言。これに応じて “カザフスタンの英雄”ゲンナジー・ゴロフキン(37戦全勝33KO)もリングに上がり、両者の対戦がメキシコの独立記念日、9月16日に行われることが電撃発表された。

 もともとアマチュア・ボクシングの経験がありプロボクサーのマネージャーをしていたこともある大のボクシング好きのホワイト社長も、会場でカネロvsチャベス戦を見ていた。そして試合後、メディアに質問を受け、「カネロvs GGG(ゴロフキン *1)に、あの日を奪われたよ。でもいいさ。いい試合になるだろう。私も見に行くよ」と語った。

マジック・ジョンソンとの写真とともに「NBAチームを買わなきゃな」とツイートしたメイウェザー。そのためにも、マクレガー戦で稼ぎたいはずだ。

*1:ゴロフキンのニックネーム。本名のゲンナジー・ゲンナジエヴィッチ・ゴロフキンの頭文字。ちなみにロシア系の人のミドルネームは父の名から取る。「ゲンナジエヴィッチ」とは「ゲンナジーの息子」という意味。つまり、ゴロフキンは、父も同じ「ゲンナジー」というファースト・ネームを持っているわけだ。)

 その数日後、ホワイト社長は米のスポーツテレビ局ESPNのインタビューで、「あの日にち(9月16日)は(マクレガーvsメイウェザーの)交渉が成立した場合、我々が試合を組もうと狙っていた日にちだったんだ」と、あらためて答えた。

 今年中に試合は組めそうかと尋ねられると ・・・

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