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【コラム】ジョン・ジョーンズがレスナーを挑発
ヘビー級王者ミオシッチ激怒。どうなるUFC重量級

元WOWOWのUFC中継解説者としても知られる格闘技ジャーナリストの稲垣收(いながき・しゅう)氏が、世界を舞台に格闘技のディープな情報を発信する世界格闘技最前線。

 7月29日にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催された『UFC 214』で、ダニエル・コーミエをKOしてライトヘビー級王座に返り咲いたジョン・ジョーンズ。自ら起こした不祥事で王座を剥奪されていたが、ようやくみそぎの時も終わり、王座奪還すると試合直後に、こう叫んだ。「ブロック・レスナー! 自分より40パウンド(約18kg)も軽い男にブチのめされる気分を知りたかったら、俺とオクタゴンで勝負しろ」。元UFCヘビー級王者で、現在はUFCを離れてWWEで活躍している“怪物”レスナーに挑戦状を叩きつけたのだ。(文:稲垣 收)
All Photos By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images 

■ジョーンズvsレスナー実現に立ちはだかる障害

「ブロック・レスナー! 自分より40パウンドも軽い男にブチのめされる気分を知りたかったら、俺とオクタゴンで勝負しろ」

レスナーに挑戦状を叩きつけたジョーンズ

 このジョン・ジョーンズのマイクアピールに対し、レスナーもすぐ反応した。APの取材に答え「気をつけろよ、若造、自分が何を望んでいるか、分かっているのか?」とジョーンズに警告したのである。

 ジョーンズは大会後の記者会見で、さらに、こう述べた。「俺たちはレスナー戦を真剣に考えている。これは総合格闘界にとって、素晴らしい試合になるだろう。多くの一般の人たちを総合格闘技に惹きつける試合になるはずだ。我々には、それが必要なんだ。我々は総合格闘技をさらに広める必要がある。だからこそ俺は、この試合がしたいのさ」

レスナーはジョーンズの挑戦を受けるのか

 たしかにジョーンズvsレスナーが実現すれば、UFC史上最大のビッグ・ファイトの1つとなるだろう。ジョーンズはUFCの中でも人気の高い選手だが、レスナーは総合格闘技ファンだけでなくプロレス・ファンにも人気があり、一般世間にも名を知られている。PPV(有料視聴)契約数で過去最高記録を更新する可能性もあるし、巨額のカネが動く“マネー・ファイト”になるはずだ。

「俺のチームは『お前ならブロックに勝てる』と言ってくれている」とジョーンズは言う。「『猛特訓する必要があるが、お前なら出来る』と言ってくれているんだ」

「ジョーンズはレスナーでなく俺とやれ」と横やりを入れたミオシッチ

 しかし、このやり取りに不快感をあらわにした男がいる。UFCヘビー級王者スティーペ・ミオシッチだ。

 ミオシッチは「俺こそが“世界最強の男”だ。俺とジョーンズが戦えば、超ビッグな試合になるはずだ。そうならないと思うヤツがいるなんて、俺には理由が分からんね」と不満を漏らす。

「ジョーンズはパウンド・フォー・パウンドNo.1で、俺はNo.4に選ばれている。俺たちは、どちらも現王者だし、これは皆が見たがる試合になる。だがどうやら、俺はあまり重要じゃないらしいな」
 
 ジョーンズは、ミオシッチでなくレスナーを選んだことについては、こう語っている。 ・・・

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